2017年04月24日

ダウン衿の修理

今週末よりゴールデンウィークが始まります。

お休みが取れる方は、なんと9連休できるそうですが。

チカラ・ボタンのアトリエは、GW連休中も通常営業の予定です。

※火・金曜日は定休日となりますので、ご注意ください。

お直しのご相談はもちろん、教室もできますので、ご希望の方はご連絡ください。


さて、クリーニング屋さんもお忙しい季節になりました。

冬物アウターといえば、最近はダウン製品が主力ですが、

クリーニングに出す前に、キズやほつれ・破れがないかどうか、よく点検してみてください。

今回は、ダウンコートの衿の修理です。



こちらの衿ですが、横のほうからよく見てみると、



こんなに点々とたくさんのキズが付いています。

外回りのお仕事をなさっているので、どこかに擦ってしまったのか…



かなり広い範囲にできてしまっています。

さてどうするか?…

一つ一つキズを修理していては手間もかかるし、きれいにできそうにありません。

何か別の生地に張り替えるか、上から貼り付けるか。

でも、何しろ中綿がダウンですから、中を開けて作業ができるかどうか…

で、お客様とご相談したところ、こんな形になりました。



思い切って、キズのある部分を縫い目を作って縫い込み修理しました。



できれば中縫いして体裁良くしたかったのですが、どうにもダウンが邪魔をするので、

それは無理と判断し、表側からステッチ状の縫い目を作りました。



もちろん、無傷の反対側も同様に始末して左右対称に仕上げました。

縫い込んだ分、衿が小さくなるので、形も少し変わってしまうのですが、



まあ、心配したほど影響はなさそうで、むしろ「少しコンパクトになってGood」

とお客様からはお言葉をいただき、まずまず大成功でしょうか。


これも中綿ダウンだったからこそ、できた結果です。

フワフワで決まった形がないから、どんなデザインにも動かしが可能です。

それに少しくらいなら、サイズを小さくしても影響が出ません。

今回のお直しで、ダウンの修理の方法が少し自分の中で広がったように思います。

ダウンのように、頭の中もいつも柔軟にしておきたいものです。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン




  


Posted by ボタン at 17:28Comments(0)お直し

2017年04月12日

コートのポケット口布取替

まだお花見もまともにできないまま、少しずつ桜は散り始めました。

ということで、そろそろゴールデンウィークが近づいてきました。

チカラ・ボタンのアトリエは、ゴールデンウィーク期間中も通常通り営業いたします。

もちろん、教室もできますので、ご希望ありましたら、ご予約ください。

※火曜日・金曜日は定休日となっておりますので、お間違いのないようにお願いいたします。

一時混み合っておりましたお直しのほうも、今はやっと少し落ち着いてきました。


今回は、冬のコートの修理をご紹介します。

一般的なデザインのコートですが、ポケット口だけが残念なことになっています。



本体は厚手のウールで無事なのですが、ポケット口は合皮素材なのです。



新品の時は、合皮になっているときれいだし、カッコ良く見えるのですが、

着用時のキズやクリーニングなどが原因で、ボロボロになってしまうことがよくあります。



コートそのものはまだ充分着られるのに、これで処分してしまうのは勿体無いことです。

そんな場合は、ポケットの口布のみ取り替えることができます。

ただし、取替用の布は基本、お客様にご用意いただいております。

今回、お客様がお持ちになったのは、なんとこちらのナイロンバッグでした。



ウールのコートにナイロン…どうかなと思いましたが、

また合皮にしたらゆくゆくボロボロになるし、同じウール素材は見つからないし、

それなら、この素材でいくのもありか…ということで、やってみました。



仕上がりはこんな感じになりました。



異素材ではありますが、色は同じ黒ですから、まあ違和感はないと思います。

これならボロボロにはならないし、安心できますよね。



カジュアルなデザインですから、許される範囲内でしょうか。

そして、取替の布は、できるだけバッグの底の部分から取らせていただいて、



元々「もう使わないので潰してくれていい」ということでしたが、



少し高さが低くなったものの、まだ使える状態にしておきました。

これでまだ何シーズンかの冬は、着られるようになったのではと思います。


冬物アウターをクリーニングに出す季節ですが、しまう前によく点検してください。

今のうちにお直しや修理しておけば、いざシーズンが来た時に慌てることがありませんから。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン  


Posted by ボタン at 19:00Comments(0)お直し

2017年03月27日

ポンチョの裏地取付け

いよいよ桜が開花、と思えばまた冬のような寒さ…

それでなくても最近体調があまり良くないので、ちょっと辛い感じの日々なのです。

外に出る日は、何を着て行こうか…考え込んでしまって電車に乗り遅れたりとか。

でも、アトリエに来てくださるお客様や教室の生徒さんには、いつも笑顔を心掛けております。

皆様とお話している間に、だんだん体調も良くなるみたいですし。

またまたブログの更新が滞り気味で、本当にすみません。

4月の予定ですが、2日(日)は臨時休業いたしますので、ご了承ください。

その他は、だいたい通常通り営業の予定です。


冬のアウターは、裏地が付いていないと、いろいろ困ることがあります。

今回のお直しというかご依頼は、こちらのポンチョ。



衿元にファーの付いた素敵なデザインですが、実は裏地が付いていません。



裏地の役目はいろいろありますが、表地の汚れを防ぐ、着脱時のすべりをよくする、

また冬物は特に防寒の目的もあります。

このようなアウターだと、やはり裏地が付いていないと、少し心もとない感じもしますが、

お客様の一番のお困りは、「お洋服との摩擦によって、毛玉になってしまう」ということでした。

アンゴラ混の素材ですと、インナーに抜けた毛が付いてしまうのも困りますよね。

そこで、表の形に合わせて、裏地を取り付けました。



今回は、身頃と袖が繋がっているようなポンチョのデザインなので、

コートやジャケットの裏地付けほどは手間がかかりませんでした。



場所によっては、いったんミシン縫いをほどいて、裏地を入れ込んでまた縫い直したり、



裾の始末は、フラシにすると横から覗いてしまいそうなので、今回はまつり付けにしました。



これで快適に着ていただければ幸いです。


このほか、コートなど裏地が破れてしまったり、傷んでしまうことがよくありますが、

裏地全体の取替や部分的な取替、また修理などもちょいちょいお承りしております。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン


  


Posted by ボタン at 19:10Comments(0)お直し

2017年03月13日

コートを全体にサイズダウン

山のようになっていた仕事がやっと落ち着いて、確定申告も無事に終わり、

気持ちもやっとスッキリ!と思っていたら、何と突然体調不良でダウンしておりました。

今はだいぶ体調も戻りましたので、どうぞご心配なく。

もう若い頃のように無理はきかないということですね。

わかっていたつもりなのに、ついつい…気をつけます。


もう前々から早くアップしなければと思っていたお直しをご紹介します。

beforeは、こちらの冬のロングコート。



暖かそうな上等のウール素材で、傷みもそれほどありませんから、まだまだ着られそう。

でも、さすがにかなり前のデザインだけあって、着丈も身幅もゆったり過ぎるほどです。

全てのパーツのサイズが大きい、そして何と言ってもこの肩の張り具合です。



捨ててしまうのはもったいないとは言え、このまま着ることもできません。

そんな時は、ダメ元だとしてもお直しするのが一番だと思います。

いやいや、ダメ元にはしませんから、ご安心ください。

ちゃんと着られるようにいたします。


気になる部分にあちこち手を入れて…afterはこちらになります。



まずは、とても重たげな長~い着丈を適正な丈にカット。

元々の身幅も大きめでしたが、着丈をカットすると更に幅が広く見えます。

そこで、身幅からアームホールを通って袖幅までを全体につめます。



そして最も気になっていたラグランの肩線も縫い込んで、肩パットは取り外しました。

その他、若干袖丈をつめたり(もちろん飾りベルトも移動します)、虫食い跡を始末したり、

意外と忘れがちなのですが、ウェストのベルト通しを少し上に移動しました。

昔のデザインだと、ベルトの位置が若干下目になっていることが多く、

少しでも上にした方が、下半身がスッキリと見えますので。


このようなコートのお直しは、チカラ・ボタンのアトリエには毎年何枚も持ち込まれます。

仕上がりをご試着いただくと、皆様うれしそうに「お直しして良かった」とおっしゃってくださいます。

引き続き断捨離ブームですが、ちょっとお直しということも考えてもらえればな…と思います。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン  


Posted by ボタン at 18:24Comments(0)お直し

2017年02月07日

ニットワンピースの衿ぐり広げ

2月に入り、立春も過ぎて暖かくなったわ~と思ったら、今週はまた雪が降るかも…

インフルエンザも各地で猛威を振るっているようです。

教室の生徒さんも体調崩してお休み、なんていうことも多いようですから、

まだまだ寒さにも用心して、体調を整えて春を待ちましょう。


お直しネタをまた今回もご紹介します。



こちらのシックな黒のニットワンピース。カッコいいですね。

おしゃれにもフォーマルにも着回しがききそうで、便利なアイテム。

お客様の気になるのは、キュッとしたハイネック。



ノースリーブにこの衿元の組合せ、大人っぽくて素敵なのですが、

衿に開きがないため、



脱いだり着たりが、たぶんとても大変だったと思われます。

特に、女性はメイクをした後だと、ホントに大変。

衿元にファンデーションがべっとり…なんて経験皆様にもあるのでは。


そこで、お客様のご希望のサイズに衿ぐりを広げてみました。



思い切って、デコルテの見えるくらいのゆったり胸元に。

これなら、衿元を気にせず、着脱もできそうです。



これくらいの衿開きだっと、女性らしい優しい感じになりますね。


そして今回の素材は、柔らかめのハイゲージニットでしたので、

どんな始末にすればいいかな…といろいろ考えました。

元の衿ぐりは、ニットの編み終わりでフラットになっていましたが、

途中でカットしてしまうと、同じような表現ができません。

そこでこんな始末にしてみました。



薄手の黒無地のニットを細長くテープ状にして、千鳥がけでまつってみました。

通常のまつり縫いですと、ニットのような伸び縮みにはついてこられないのですが、

千鳥がけなら、少し手間がかかりますが、うまくなじんでくれます。

素材や縫製の仕方によって、いろいろな方法をご提案しています。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン



  


Posted by ボタン at 18:15Comments(0)お直し

2017年01月31日

ワンピースの衿のデザイン変え

ついこの間お正月と思っていたら、早いものでもう1月もおしまいです。

いやいや、ホントに日々焦ってばかり…

お直しのほうも全力で取り組んでいるのですが、未だ納期が縮まらず…

やはりまだしばらくの間は、1か月ほどいただきます。

ですが、内容によっては、もう少し短い納期でできるものもありますので、

詳細は、直接お問い合わせいただけますと助かります。


さあこちらも、貯め込んでいるネタをアップしていかなくては。

今回は、しっかりした綿タイプのカジュアルワンピース。



かっちりした印象で、シャツワンピースっぽくも見えますが。

コート風に来てもいいのかなとも思います。



お客様のご要望では、このとんがったようにも見えるかっちりした衿を変えたいとのこと。

確かにこの衿だと、カジュアル感は強調されるようです。

そこで、ちょっと雰囲気を変えてみましょう。



どうでしょう?

衿先がま~るくなるだけで、こんなに印象が可愛くなります。

そして、どこどなくレトロで上品な雰囲気にもなるのです。



実は私も丸襟(まるえり)が好きで、服を買う時に無意識に選んでしまいます。


まだ捨てるのはもったいないけど、何となく着飽きてしまった…

なんていうお洋服があったら、衿のデザインを変えるてみてはいかがでしょうか?

手っ取り早いイメージチェンジができて、また着るのも楽しくなりますよ。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン

  


Posted by ボタン at 18:45Comments(0)お直し

2017年01月23日

トレンチコートを全体にサイズダウン

寒い毎日が続いていますが、少しずつ日が長くなってきていることを感じます。

あと少し辛抱すれば、春の兆しもちょっと見えてくるのでは…と期待しています。


前回のブログでは、カシミヤコートのお直しをご紹介しましたが、

今回は、同じようなお直しで、トレンチコート編です。



おなじみのバーバリーのトレンチコート、やはりかなり以前に購入されたようです。

素材は、よくある硬い生地ではなくて、綿サテンのようなちょっとソフトな感じの生地。

定番型のコートのはずですが、やはり時代を感じさせる大きく角ばった肩のライン、



全体にゆったりのボックスシルエット、特に袖の幅がかなりありました。

着丈も長めで思い印象があります。

お客様が最も気にされていたのは、肩のラインでしたが、



この肩章が更に肩を大きく見せてしまう原因のようなので、こちらは取り外すことにしました。


上記の気になる部分をお直ししたものがこちらになります。



どうでしょう。かなり印象が変わったと思います。



コート下に着られる服に肩パットがあれば、コートには無理にパットを入れなくても。

パットの厚み分が浮いてしまうので、肩線で縫い込みスッキリしました。



全体のゆとりも程よくなって、着丈もジャストになりました。



ご希望通り肩章は取り外して、こちらもスッキリとしました。

そして今回は、ライナーも付いていましたので、こちらも微調整して完成しました。



あちこちのいろいろな部分をお直ししたので、手間も時間もかかり、

その分料金もかかりますが、新品をお求めになるよりもお安くすみますし、

何より服を無駄にすることなく、むしろ手をかけた分愛着も湧くことと思います。

やっぱり年月を経たお洋服、大事にしたいものです。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン


  


Posted by ボタン at 19:13Comments(0)お直し

2017年01月19日

コートを全体にサイズダウン

とても寒い毎日が続いています。

私は昨年末からの風邪がやっと治ったところですが、いかがでしょうか?

今年の風邪は、どうも長引くらしいそうなので、どうぞお気をつけてお過ごしください。

寒い冬の日は、やはり暖かいコートが大活躍します。

最近は、ダウン素材のコートやブルゾンが主流のようですが、

昔ながらのアンゴラやカシミヤなど、上等のウール素材は捨て難い魅力があります。


今回のお直しは、こちらの上等なカシミヤのロングコートです。



かなり以前にお買い求めになったものだと思いますが、やはりいい手触りです。

黒無地ですから、お直ししておけば冠婚葬祭用としても使えて便利です。

身長のあるお客様でしたが、こちらの着丈も非常に長いのです。

そして、お約束通りの昔に流行ったシルエットでした。



まず気になるのは、大きく角ばった肩のライン、分厚い肩パットが入っています。

そして、身幅ゆったりのボックスシルエットもさすがにちょっと今は着にくいですね。

実はこのようなコートのお直しは、毎年たくさんご依頼をいただいております。


まず、着丈はヒザ丈くらいのノーマル丈にするとスッキリと軽やかなります。

そして、飛び出したように見える肩のラインを縫い込み、こちらもスッキリと。

身幅は、胸から裾にかけて全体に、続けて袖幅も適宜つめます。

ついでに袖丈も若干つめて更にジャストな袖丈にしました。



今回はラグラン袖なので、肩パットは入れても入れなくても大丈夫なのですが、

お客様のご希望により、外すことにしました。



こんな感じなら、普通のコートとしてお召しになれると思います。

ちょうどこの寒い時期に着てくださっていたら、うれしいですね。


「10年~20年前に買ったコートですが、お直しできますか?」

チカラ・ボタンのアトリエには、こんなお問い合わせがよく入ります。

どうしても捨てられない、直せば着られるのでは…とお悩みでしたら、

どうぞお気軽にご相談ください。

ご予約制のアトリエですから、ご試着いただきながら、ゆっくりとお話をうかがいます。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン

  


Posted by ボタン at 19:19Comments(0)お直し

2017年01月12日

最近の教室 いろいろお直し

1月はちょっと落ち着くだろうと思っていたのに…

月末に向かって、またバッタバタに忙しくなる予感が…


たまには教室の様子もアップしないと。



ここのところずっと、教室に受講に来られる生徒さんがどんどん増えています。

特に、土曜日は午前・午後とも人気なので、早くから満席になってしまいがちですから、

ご希望の場合は、どうぞお早目にご連絡ください。

平日はそれほど混み合いませんが、全くのゼロという日はないくらい教室は行っています。



こちらは、お母様のお仕事用ベストの脇にマチを入れて、幅出ししました。

共布がなかったので、ちょうど色合いの合う生地を探して来てくれました。

それだって、時間がかかって結構大変なことなんですよ。

更に、手間のかかる作業をして、マチ入れが完成しました。



お直しで親孝行もできる、素晴らしい見本ですね。


そして、リメイクを楽しむ生徒さんもいらっしゃいます。



こちらはミニ丈のジャガード素材のワンピース。

ちょっと着丈が短いので、これから着るのは抵抗があるので、ということで、



はい、スカートにリメイクしちゃいました。

裾のスカラップ風なデザインがポイントで、素敵なスカートになりました。

リメイクは、できるだく元のデザインを活かして、最小限の手間で、パパッと作るのが一番。

アイデアはあるけど、形にするのが難しい…という場合は、教室でやってみましょう。


それから、こちらの生徒さんは、何と3年ぶりの受講でした。



ということは、私が菊名でお店をやっていた頃以来ですね。

よく覚えていてくださいました。ありがとうございます。



この回でお直ししたのは、コートの肩章の取り外しでした。

素材が厚手のウールでミシンがかけにくかったと思いますが、見事に完成。



ご希望通りにスッキリしました。

鏡の前で試着している表情が、とても満足気でこちらもうれしくなりました。


チカラ・ボタンの教室は、入会・退会の規約は一切ありません。

この生徒さんのように、「もう何年ぶり」でも心配ご無用です。

お直ししたい服ができたら、お気軽にまた教室にいらしてください。

「ずっと来ていないと敷居が高い」なんてことは全くありませんし、私もぜ~んぜん気にしません。

むしろ、思い出してくださってうれしいくらいですよ。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン  
タグ :お直し教室


Posted by ボタン at 19:36Comments(0)お直し教室

2017年01月05日

スラックスの破れ修理 当て布で

比較的暖かなお正月でしたが、やはり寒の入りとなると一気に寒くなってきました。

アトリエは、6日(金)定休日、7日(土)通常営業、8日(日)臨時休業、9日(月)通常営業、

変則なペースとなりますので、ご注意ください。


学生服のスラックスは、とにかくよく破れやすり切れや傷んだ状態で持ち込まれます。

今回は、このような破れで、完全に穴が開いてしまっています。



穴になってしまっていたら、できるだけ共布を当てた方が目立たないのですが、

今回はなかったため、アトリエに備蓄していたハギレからちょうどいい布を選びました。



いざという時役に立つので、ストックはたくさん置いています。

※どうしても見合ったハギレもない場合は、服の縫い代など陰の部分から取ることもできますが、

 後処理等が必要になることも多く、その分料金が追加になります。


そして、今回はヒザの部分でしたので、いったん内側の縫い目を開いて、



ミシンが入る状態を作ってから作業して、また元通りに縫い直します。

裏側から先程のハギレを使って当て布し、表側から細かくミシンステッチでキズを刺し埋めます。



表から見ると、こんな感じにできました。



服の素材や色によっても違いますが、今回は比較的目立ちにくく、



かなりきれいに出来た方だと思います。

学生服の場合は、着用期限も決まっていますし、「多少目立っても丈夫にしてほしい」

というご希望が多いので、このような方法で修理することがほとんどです。

また、キズの状態や場所によっては、違った方法が適している場合もあります。

いろいろできますので、詳細については、ご相談ください。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン  


Posted by ボタン at 18:50Comments(0)お直し

2017年01月02日

ニットにスナップボタン

2017年 平成29年が始まりました。

あけましておめでとうございます。

昨年もアトリエには、たくさんのお客様・生徒さん達にお越しいただきまして、

誠にありがとうございました。

今年もよろしくお願いいたします。


年末には、仕事がどうにもまわらなくて、皆様にはたいへんご迷惑をおかけしてしまいました。

お直しのほうは、まだかなり混み合っている状態ですが、おかげさまで

一時よりはだいぶ落ち着いてきましたし、多少余裕もできてきました。

ただ、納期につきましては、一部を除いてやはり1か月くらいはいただきたい状態です。

申し訳ありませんが、ご理解ご協力いただけましたら幸いです。


私事で恐縮ですが、年末から数年ぶりに風邪をひいてしましました。

まあ、根が丈夫なほうなので、食欲も衰えず体はすこぶる元気です。

アトリエは、3日(火)までお休み、4日・5日はご予約いただいている方のみ、

6日(金)は定休日(カルチャーセンター等に行ってきますので、本当は休みじゃないんです)

7日(土)は通常営業、8日(日)は勝手ながら臨時休業させていただきます。

あれこれ面倒ですみません、9日(月)より通常通り営業いたします。


年末の忙しさにかまけて、ブログの更新もずいぶんサボってしまいました。

貯まりに貯まったお直しネタをこれからアップしていきますので、お楽しみに。


今回は、ざっくりニットのカーディガン。



前あきは突合せで、重なりのないタイプなのですが、

「このまま着ると落ち着かないので、前の一番上だけでいいのでボタン留めにしたい」

というお客様のご要望でした。

サイズ感はかなりゆとりがあるので、適度に重なりは取れるのですが、



このようなざっくりニットでは、ボタンホールがきれいにできないと思います。

或いはループ留めではどうか…留め外しがしづらい、ボタン付け位置が伸びる…心配。

ならば、通常のボタンではなく、スナップボタンにしてみたらどうでしょう。

※ドットボタンのように打ち付けるタイプではなく、縫い付けタイプのほうです。



直径2㎝くらいの大きめのスナップですが、このままだとメタリックな色で違和感があります。

そこで、ニットと同色の裏地でスナップをくるみ、縫い付けてみました。



これなら、スナップが目立ってしまうことなく、さりげない感じになります。



ちょっと高級感も出るから、スナップを外している状態でも気になりません。

これでお客様のお悩みも解消できました。



これでまた、このニットの登場回数が増えてくれればうれしいです。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン


  


Posted by ボタン at 19:17Comments(0)お直し

2016年11月21日

長袖ワンピースをノースリーブに

日々、仕事に追われておりまして、なかなか更新ができません…

ブログネタもどんどん溜まっていく一方なので、何とか少しでも更新せねば。

できる限り頑張ります。


今回のお直しは、こちらのカジュアルタイプの長袖ワンピース。



これではよくわからないのですが、広げてみると、



両袖の付け根の部分が、大きく裂けて破れてしまっています。



デザインのせいもあると思いますが、腕を動かすたびに引っ張られてしまうのでしょう。

麻混素材なので、いい感じのクッタリ感も出ていて、捨ててしまうのももったいない。

修理のやり方は、いろいろあるのですが、一番応急処置的な感じだと、

キズの部分に接着芯など貼り、軽く補強して縫い込んでしまうのが手っ取り早いのですが、

それでは、ますます幅が狭くなってしまうので、またすぐに同じ状態になるはず。

これでは、あまりお直しした効果はないので、もっといい方法にしましょう。


お客様とご相談した結果、今回はこうしました。



思い切って、傷んだ部分をそっくり取り除いて、ノースリーブにリメイク。



このワンピースのお袖はラグラン袖だったので、うまくいくかな…と心配もしましたが、



大体の袖ぐりラインを作ってカットしてみました。

そして布端は、残った袖部分を使ってパイピング仕立に。



スッキリとしましたね。

これなら、思いっきり腕を動かしても破れを気にしなくて大丈夫です。

お仕事着として、再び活躍してくだされば幸いです。


すり切れや破れや穴あき…素材やデザインによっても傷み方は様々です。

修理の方法は一つだけとは限りません。

キズの程度・場所・全体のデザインなどを考えれば、いろいろ方法は見つかります。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン




  


Posted by ボタン at 18:51Comments(0)お直し

2016年10月30日

ニットの衿ぐりアレンジ

日ごとに秋が深まり、朝晩の冷え込みが強くなってきました。

そろそろ、あったかなルームシューズが恋しい季節。

そこで、11月19日(土)には、妙蓮寺の本のオアシス石堂書店さんにて、

ワークショップ「お手持ちのセーターからあったかルームシューズを作ろう」を行います。

ただ今、参加お申込み受付中です。

人気のワークショップですので、ご希望ありましたらお早めにお申込みください。


さて、今回ご紹介するのは、ニットセーターの衿ぐりアレンジ例。



こちらシルク素材のさらっとした肌ざわりが心地良いセーターですが、



この衿ぐりは、全体に対してかなり詰まっているようです。

詰まり過ぎていると、着心地が良くないですよね。

特に女性の場合、着脱の際衿が詰まっていると、お化粧が服に付いてしまったりして、

たびたびクリーニングに出したり、気をつけすぎて衿ぐりが伸びてしまったり…

そんなことがストレスにもなってしまうと、ちょっと残念ですね。

お客様も、あまり詰まった衿ぐりより、少しゆったり目がお好みということで、

はい、ご希望の通りに広げてみました。



少し鎖骨がのぞくくらいの女性らしいラウンドになりました。

全体の雰囲気も、ちょっと優しい感じになります。

そして後ろ中心には、スラッシュ開きを新たに作り、



より着脱しやすく、更にデザインのポイントにもなります。



ボタンは、アトリエにあったものを適当に選んで付けましたが、お好みでお取替いただいても。


衿ぐりのアレンジですが、Tシャツの丸首→Vネック加工は、チカラ・ボタンの得意技なので、

もう何枚もお直しさせていただいておりますが、本格的なニットはあまりやっていませんでした。

なぜかというと、くりを広げた時の始末の方法がTシャツの場合と同じにすると、

スッキリきれいに仕上がらない心配があったためです。

今回やってみた方法は、元のようなリブで始末するのではなく、

ニット用のバイヤステープを使って、裏側を見返し風に始末してみました。



手間はかかりますが、伸縮の効く「千鳥がけ」で始末すれば安心です。

表からの見た目は、シンプルな感じになります。

まだまだ他にも方法はありそうですから、今後も研究を続けます。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン


  


Posted by ボタン at 20:02Comments(0)お直し

2016年10月26日

ガウンの衿修理 別布で

今年の秋は、いつまでも暑さが残っていて、どうなるんだろうと思っていたら、

少し前くらいから、急に寒くなってきたようです。

それでもまだ暑い日もありますが…

寒くなってくると、お直しのニーズも一気に高まり、急に仕事も混み合ってきました。

納期につきましては、できるだけお客様のご希望に副うよう心がけますが、

今の状況ですと、お預かりのお日にちを少しでも長めにいただけますと助かります。


今回ご紹介するお直しは、ちょっと珍しい修理の方法です。



確か昨年の今頃、裏地の取替をさせていただいた、ニットのガウンです。



傷んでしまったのは、こちらの衿。

頭の後ろで擦れてしまったのか、または虫食いの可能性もありますが。



かなり多数の穴が開いてしまっています。

ミシンでたたくか、または手作業でちくちくとかがるか…修理の方法はありますが、

ここまで痛みが進んでしまったら、無理に時間をかけて修理するより、

思い切って別布に取り替えてしまった方が、きれいだし、結果的に早くできます。

そこでお客様には、使っていないカシミヤのマフラーをお持ちいただきました。



今回は、傷んでいる部分を取り除いて、こちらを代わりに接ぎ合わせます。


出来上がりは、こちらになります。



カシミヤの素材自体が柔らかいのですが、よりなじむようにバイヤスで使用しました。

お客様がお召しになる時は、衿を立てて着ることが多いそうなので、



きっと、こんなイメージになると思います。

着用の際に、取り替えた部分がちょうど隠れて、正面からはほとんどわかりません。

万一、衿を折って着られたとしても、



カシミヤの素材がニット素材と上手くマッチしているので、違和感はないと思います。

一口に修理と言っても、いろいろな方法があります。

お洋服のデザインや素材やキズの箇所・大きさなどによって、適した方法をご案内いたします。


ここで、特別告知です。

現在、セブンカルチャークラブ溝の口では、2つの講座を行っています。

「気ままに楽しむリメイク」「手縫いで楽しむ洋服お直し」

両方とも決まったカリキュラムではなく、生徒さんご自身がお直しやリメイクしたい洋服を

お持ちいただいて、ご希望の内容に副ってご指導しております。

ただ今どちらの講座も、少しですが、人数の空きが出ております。

ご興味ありましたら、授業の見学や体験参加もできますので、

お気軽にセブンカルチャークラブのほうへ、直接お問い合せください。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン






  


Posted by ボタン at 18:58Comments(0)お直し

2016年10月06日

デニムの修理 裏もキレイに

どんな時代にも根強い人気のデニムパンツ。

お気に入りのデニムは、長~く穿きたいものですね。

でも体になじんでちょうどいい感じになった頃に、あちこちが傷んできます。

今回の修理も、かなり穿き込まれたお気に入りのデニムと思われます。


まず、お尻の後ろのポケット口のきわ。





こんな感じで、よく穴が開いてしまいがちです。

こうなったら、いったんポケットの上のほうのステッチをほどいて、穴の周辺をまず修理。



裏側から当て布をして、表側からミシンでキズを刺し埋めるようにステッチします。

そしたら、外しておいたポケットを再度のせて、ステッチで元通りに縫い付けます。





左右両方とも穴はふさがり、これで一安心です。

そして、チカラ・ボタンの場合は、表だけじゃなくて、裏側にも気を遣います。



当て布もできるだけきれいにカットして、余分が出ないようにギリギリまでミシンでたたきます。



もちろん、表からは見えませんが、裏も大事なお洋服の一部分だと思うのです。


この他、内股のすり切れもかなり大きめでしたが、



裏側から見ると、このような感じに仕上げます。


そして、裾のすり切れもかなりな重傷でしたが、



必要最小限でカットして、できるだけ長さを残して、ロックを駆使して…



裏側はこの通り、表から見ると、



何事もなかったかのように、キレイになりました。


確かに表からきれいに見えれば、裏はどうでもいいのかもしれませんが、

「人目につかない裏側こそキレイにする」

自分の仕事はこうでなければいけないと、ここにはこだわっているつもりです。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン
  


Posted by ボタン at 18:52Comments(0)お直し

2016年09月28日

シャツの袖丈つめと胸ポケット作り

早いもので、9月も残りあとわずかとなってしまいました。

これから冬に向けて、ワークショップなど、いろいろ企画もしていますので、お楽しみに。


今回は、お直しの一例のご紹介です。



メンズのシャツとしては、珍しいダブルガーゼ素材のボーダー柄です。

ダブルガーゼは、吸湿性に富み、肌触りも柔らかで、アイロン要らずなところもその魅力。



その名の通り、ガーゼ素材がダブルに重なっているので、表裏で柄が違います。

お直しの内容は、まずは袖丈つめです。

今回はかなり丈が長かったので、10㎝ほどつめました。もちろん短冊移動も。

そしてそれで終りではなくて、つめて残った残布で胸ポケットを作ってほしいというご要望でした。

残布としては多い方ですが、さすがにそれ1枚でポケットを作れる寸法ではありません。

そこで、2枚の残布をポケットの口布のようにして、途中で接ぎ合わせて作りました。



指先の位置で接ぎ合わせて、ステッチをかけて落ち着かせました。

これなら、そんなに違和感もないと思いますし、胸ポケットとしてのサイズも十分です。

そして、身頃の左胸の位置に縫い付けます。



このような感じに出来上がりました。

お客様のリクエストで、身頃はボーダーですが、ポケットはドットのほうを表面に。



裏側のボーダーも透けて見えるので、身頃のボーダーにさり気なく合わせています。



何とかお客様のご希望通りにできたようで、ご満足いただけたようです。

ありがとうございました。


そして直前情報。

10月2日(日)大倉山のギャラリーカフェ夢うさぎさんにて「うさぎマルシェ」に参加します。

ミニワークショップ「お手持ちのセーターからあったかルームシューズを作ろう」は限定2名様までです。



ご希望ありましたら、お早めにご予約ください。

また、ちょっとだけですがルームシューズ完成品もご用意しました。



有り合せの材料で作ったので、売り切りですがお求めやすいお値段で、早い者勝ちです。

ぜひ、「うさぎマルシェ」にお立ち寄りくださいませ。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン




  


Posted by ボタン at 19:20Comments(0)お直し

2016年09月19日

コートの内ポケット作り付け

そろそろお彼岸ともなると、急速に秋が深まっていくように思います。

お天気のほうがいまいちで、さわやかな秋晴れにはなかなかなりませんが。

アトリエにも、コートやジャケットなど秋冬物のお直しがだんだん増えてきました。

10月に入ると、お直しも非常に混み合ってきますので、冬物のお直しは、

できるだけお早目にお持ちいただけると助かります。


今回のお直しは、こちらのカジュアルな帆布のコートです。



裏布無しの一重仕立て、グリーンのステッチが効いています。

お客様のお悩みは、この大きなポケット。



裏側に袋布が付いていて、表側からステッチがかかっています。

裏から見るとこうなっています。



問題は、のこ縦に開いたポケット口がかなり大きくて、出し入れはしやすいと思いますが…

そのためポケットの深さが足りなくて、モノが落ちてしまう心配があり…



表側のポケットは、そのままお使いになるとして、

この裏側に、「内ポケットをつけられないだろうか」というご相談でした。

なるほど、幸い袋布は結構大きいし、それはいいアイデアだと思います。

共布はありませんので、まずできるだけ色や風合いのの近い素材探しから。

ちょっと重たい?お財布やスマホを入れるそうなので、丈夫な素材。

今回は、ネットでカラーの8号帆布を選びました。


まず、いったんポケットのステッチを外し、ポケットを作ります。

お財布に厚みがあることを考慮して、



底に少しだけマチをつけて、立体的にして厚みを出しました。



入れ口も、丸みをつければ出し入れもスムーズかなということで。

しっかりした厚手の生地なら、形もきれいに出て美しいです。

最後に、外したステッチを再度かけ直します。



全体は、こんな感じに出来上がりました。

今回は、お裁縫のような工作のような…何だか楽しい作業でした。

ご希望の通りに仕上がっていれば幸いです。

いつもご利用いただきまして、ありがとうございます。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン




  


Posted by ボタン at 19:18Comments(0)お直し

2016年08月22日

スカートのウェスト出し、プリーツとウェストベルト

今月は一日講座とかワークショップとかで、とにかくずーっとバタバタしっぱなし。

そのためブログも満足に更新することができませんでした。

8月も後半になって、そろそろやっと落ち着いてきたところです。


貯め込んでいるネタをそろそろご披露していかなくてはいけませんね。

今回は、こちらのスカートのウェスト出しです。



ブルー系のチェックが涼し気なプリーツスカートです。

出し寸法が何㎝だったか正確に覚えていませんが、たぶん5~6㎝くらいだと思います。



プリーツスカートの場合は、プリーツからいくらでも出すことができるため、

スカート本体はそれほど心配しなくてもいいのですが、問題はやはりベルトです。

そのままでは余分がついていないので、布の継ぎ足しが必要になります。

購入時の共布をお持ちでしたらそれを利用するのですが、

まあほとんどの方は、お持ちでないことが多いし、最初から付いていない場合も多いもの。

そんな時は、似よりの生地を使ったり、ベルトの裏側から取ったり(かなり手間かかります)、

いろいろ方法はあるのですが、今回は、これ



お客様のご了承をいただいて、ポケットの袋布からいただきました。

特に女性の場合は、ポケットを使わない方が多いのでよくやります。



そこそこ大きさもあったので、うまく柄合わせもできました。



こんな感じで、きれいにベルトの継ぎ足しができました。

本体のプリーツは、今回すべてボックスプリーツでしたので、



それぞれのヒダから、少しずつ出してこんな感じになります。


ウェストは、太くなったり細くなったり、一番サイズの変動が激しい部分です。

でも、いろんな手を使って、案外サイズ直しってできるものです。

よかったら、お気軽にご相談ください。


そして、お知らせ。来月9月4日(日)の「うさぎマルシェ」では、

熱烈なご要望にお応えして、こちらの追加開催決定。

ワークショップ「お手持ちのTシャツから作るさわやかルームシューズ」



マルシェの時間中に行います。



着なくなってしまったTシャツやポロシャツなど1枚お持ちください。

※極端に薄手のもの、伸縮の強いものは、作りにくいのでお避けください。

暑い季節に足もとのさわやかなルームシューズにリメイクしてみましょう。

裏側は、さらりとしたワッフルニットなので、柔らかく履いたまま正座もできます。

すべて手ぬいで作りますので、ミシンの苦手な方でも大丈夫です。


日時:9月4日(日) 「うさぎマルシェ」開催日 10:00~12:00または13:00(最大で13:00まで) 

※個人のお裁縫レベルにもよりますが、大体の場合、2時間ですと片足、3時間ですと両足の分が出来上がります。キリのいいところで、退席していただいて構いません。

場所:大倉山ギャラリーカフェ夢うさぎ

参加費:2,000円 材料費込み(裏地・接着芯など)

持ち物:お手持ちのTシャツまたはポロシャツなど、裁縫道具

定員:3名様


ご用意できるお席が少ないので、ご希望ありましたら、お早目にお申込みください。

お申込みは、ギャラリーカフェ夢うさぎ 090-6163-0262(菊池)

または、yumeusagi.biz@gmail.com まで。

よろしくお願いいたします。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン


  


Posted by ボタン at 19:37Comments(0)お直し

2016年07月19日

衿・袖口リブのすり切れ修理

7月23日(土) まことに勝手ながら臨時休業させていただきます。申し訳ございません。


夏休みシーズンとなって、ワークショップや一日講座のお知らせが続きますが、

今回は、どっぷりお直し、しかも得意の修理ネタです。




かなり長く着こまれたのであろうジャンパー(ブルゾン)の衿元です。

もう少し寄って見ますと、



こんな状態になってしまっています。

相当な重傷です。というか、よくここまで着られました。




元々衿の高さがかなりあるので、その分たくさんすり切れてしまったものと思われます。

そして、すり切れは衿元だけでなく、袖口にも。



寄って見ますと、



これもかなりなもんです。


衿も袖口も、リブを2つ折りにして縫い付けられているので、

どうしてもその折山の部分が擦れて、線状に破れてしまいます。

もしも同じリブの生地があれば、新しいものに付け替えるのが一番いいのですが、

同じ生地は、まず探しても見当たりません。

ここは、元の生地を使っておきましょう。

なので、どうやって修理したかというと、



破れているリブの折山でカットし、半分の幅で作り直し、縫い付けてみました。



その分、もちろん袖丈が短くなりますので、ご了承ください。

そして衿元もこのようになりました。



衿幅がやはり半分になります。

が、一見すると新品同様にきれいになります。

ちょっとおとなしめな感じになりますが、スッキリした感じにもなります。

特に女性の方は、「ファンデーションがつきにくいので良くなった」というお声もいただきます。

リブは半幅にカットしましたので、あともう半分残っていますから、

更にまた着続けても、修理ができますから安心ですね。

ずーっと着続けて、着やすくてどうしても手放せない服って、ありますよね。

傷んでしまうのは仕方ないことですが、何かお直しの手立てはあると思います。

簡単にあきらめずに、ご相談いただければと思います。


今回のお直しは、私もお世話になっている大倉山のスタイル鍼灸整骨院の先生よりいただきました。

仕事柄、頸・肩・腰・股関節に至るまでダメージを受けてしまいます。

それでも仕事が続けられるのは、こちらの先生の鍼治療のおかげなんです。

それに、手足先の冷えとか、めまいとか、花粉症とか、鍼灸には関係なさそうなことまで、

丁寧に見て、施術してくださいますよ。

「最近どうも体調が良くないな…」という方は、ぜひ一度施術を受けてみたらいかがでしょうか。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン







  


Posted by ボタン at 20:37Comments(0)お直し

2016年07月05日

チュニックワンピースの着丈つめ

ワークショップだの、一日講座だのをアップしていたので、過去のお直し例がだいぶ溜まっています。

また、少しずつアップしていきますので、根気よくご覧になってください。


こちらもかなり以前のお直し依頼だったのですが…



レース調のプリント柄、更にリアルレースもあしらって、ギャザーもたっぷり、

とても手のかかっているデザインの素敵なワンピースです。

ただ、着丈が中途半端な感じで、そのまま着るにはちょっと短い、でもチュニックには長すぎる…

ということで、思い切って20㎝近く着丈をつめることになりました。


でも、どこか1か所(裾のみとか)でそれだけの寸法をつめると無理がきます。

そこで、今回は、3か所に分けて丈をつめることにしました。


まずは、胸下切替の位置で、



切替より下の部分を約5㎝つめました。



そんなに変化は感じられませんが、よ~く見ると少しだけカットされています。


そして、裾の切替線・レースの上で、



ここは、一番多くの寸法13㎝をカットしました。



プリント柄が大きくカットされたので、変化がよくわかると思います。

スカートっぽい感じから、チュニックに変わりました。


そして更に、こんな部分も少しだけカットしているのです。



たぶん、1.5㎝~2㎝くらいだったと思います。

不自然に短くならないように気をつけて、はさみを入れたら、

裾まわりは、巻きロックで軽く仕上げました。


そうした結果、全体はこんな感じに着丈つめが仕上りました。



これなら、ワンピースというより、軽い感じのチュニック丈ですね。

パンツやスカートにも合わせて、コーディネートも楽しめそうです。

お客様のご希望の着丈になりました。


着丈つめは、寸法が多い場合は特に、希望通りにカットしたのに、くしっくりこないことがあります。

カットすることによって、全体のバランスが崩れてしまうからです。

つめ寸法が大きい場合は、裾の1か所だけでなく、何か所かに分けると、

手間がかかるので、料金は余計にかかりますが、

その分、負担が分散されるので、より自然にお直しが仕上がります。

必ず、作業する前にご試着いただいて、細かくピンを打ってフィッティングしましょう。

切ってしまったら、もう元には戻せませんから、くれぐれもそこは慎重に。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン


  


Posted by ボタン at 20:02Comments(0)お直し