2010年06月30日

袖口カフスのすり切れ直し

6月も今日でおしまい。

もう今年も半年が過ぎてしまったんですねーicon10

いろいろな面で、気持ちも新たに、後半も頑張っていきたいと思います。


ワイシャツの袖口のカフス、腕時計などでよくすり切れてしまいます。



ちょっとわかりにくいのですが、左側のボタンの付いているほうが、beforeで、右側がafter。

アップにすると、



これが、すり切れているほうなのですが、…微妙です…。

実は、すり切れの酷いほうを先に直してしまったもので…要領悪くてすみません。

傷んでいる部分を若干削って、中に縫いこんでしまいます。

ですのでその分、カフスの幅が若干小さくなってしまいますが、あまり影響はありません。



今回は、丸型のカフスなので、カーブの部分の処理が少し難しいです。

きれいなラインで結ばないと、不自然になってしまうので。

ちょうど今、ジャケットの袖口のすり切れお直しをやっているので、次回ご紹介します。



  


Posted by ボタン at 22:51Comments(0)お直し

2010年06月26日

せっけんチャコ

忙しいほどお仕事がある(おかげさまで!)割には、どうもいいネタがなくて…

今回は、私の秘密兵器をひとつご紹介しますね。

これです。



ん?…これはいったい何かというと…「せっけんチャコ」です!

元は、こんな普通のせっけんでした。



お風呂で使っているうちに、どんどん薄くなっていきますよね。

適度に薄くなったところで、陰干しして乾燥させます。

この適度にが非常に重要で、厚くてもダメだし、薄くしすぎてもダメなんですわ~。

この「せっけんチャコ」どのように使うかというと、普通のチャコと全く同じ。

生地を縫ったり切ったりする時の線をこれで引いたり、印を付けたりします。

普通のチャコと比べて滑らかに引けるので、特に裏地など薄手の素材には有効です。

また、スチームをかけるときれいに消えてしまうので、表側にも気にせず印が付けられます。

ただ、ちょっとやわらかいので、あまり力を入れると、



こんなことになってしまうので、ご注意ください。

この「せっけんチャコ」は、和裁学校で勉強している時に教わったものです。

今でも役立っていて、私の仕事の大切なパートナーです^^










  


Posted by ボタン at 22:44Comments(2)その他

2010年06月21日

ベランダで。

ちょっと更新をサボってしまいました。

またまた、仕事に追いまくられて、アタフタとしておりました。

まだもうしばらく、こんな生活が続きそうですが…icon10

一区切りついたら、やりたいことがた~くさんあるので、どれからやろうかなぁ。

でもその前に、ゆっくり寝たいです。正直なところ。。

皆様にご心配いただいているみたいですが、体はやたらと丈夫なので、どうぞご心配なく。

お肉もお魚も野菜もしっかり食べてます。

野菜といえば、



ウチのベランダで育てた小松菜です。

といっても種から育てたのではありません。

八百屋さんで売っていた、根っこのついた小松菜を一束買ってきました。

使う時に切り落とした根っこを見て、「これ植えたらまた大きくなるかも」と思って、

空いていた鉢に植えてやったらこの通り。2~3週間目くらいです。

幸い日当たりだけは、ウチのベランダは抜群なので、こんなに立派に成長しました。

そろそろ食べごろかしら?でもなんかもったいないな…

ベランダガーデニングというには、あまりに貧乏くさいですね。

だけど、こんなことが、な~んか好きなんです。







  


Posted by ボタン at 22:14Comments(2)その他

2010年06月12日

イレギュラーです

ジャケットのお袖、たいていの人は、丈をつめ直して着ていると思います。

もちろんチビッコの私も、お袖丈を直さないと着られません。

っていうか、「服に着られて」しまいますicon11


そこで、お直しが必要になるのですが、デザインによっていろいろな方法があります。

多くは、「あきみせ」といって、ちょっと重なっていてボタンがいくつか付いている形。

メンズのものだと、よくボタンホールのような飾りもステッチしてあります。

この場合は、いったんボタンとステッチをはずして、指定の丈につめることができます。

対して、「本あき」といって、ボタンと実際にボタンホールもあいている形があります。

こちらは、ボタンの位置を移動することができません。

なので、丈をつめたい時は、袖山の位置で、つめることがありますが、

非常に手間のかかるやり方なので、袖口でやるより料金が、2倍くらいかかります。

そこで、とってもイレギュラーな方法ですが、こんなこともできます。



元は、この下にボタンがもう一つ付いているデザインで、ボタンとボタンの間で、つめています。

ご覧の通りバランスが崩れてしまうので、体裁があまりよくないのですが、

これならなんとかなりますよ~っていう小ワザです。

もちろん事前にお客様のご了解をいただいた上で、いたします。





  


Posted by ボタン at 22:20Comments(0)お直し

2010年06月09日

自宅教室 和裁もやってます。

蒸し暑くなってきました。いよいよ入梅も間近といったところでしょうか…

自宅教室今回はなんと和裁で、ただ今長襦袢を製作中でございます。

和裁となると、なぜか言葉遣いまでなんとなくおしとやかにface01



縫い合わせの釣り合いを見ながら、待ち針をうっているところです。

和裁は、縫う距離が長いので、しっかりバランスを見ながら作業をしないといけません。

待ち針の打ち方にもちょっとしたコツがあります。



そんな時に活躍するのが、この「くけ台」と「かけはり」です。

もちろんこれ以外にも、縫う時も、「くける」時もたいへん便利なお道具です。

和裁には、おりぐけ・ほんぐけ・みみぐけなど、「くける」作業がたくさん出てきます。

私は、和裁の時だけでなく、洋裁にも時々これを利用しちゃいます^^


こちらの生徒さんは、実は、このブログをご覧いただいて、アクセスしてくださった方です。

レッスン中は、いつもとっても楽しく、しかもためになるお話をたくさん聞かせていただきます♪

私のほうが、レッスン料をお支払いした方がいいんじゃないかしら?と思うくらいです。。

こんなご縁が、たくさんできるとうれしいなface02と思います。

お疲れ様でした。そしていつも、ありがとうございます!










  


Posted by ボタン at 00:48Comments(2)教室

2010年06月05日

オープンしました!

先日オープンしたばかりの 洋服のお直しとリメイクのお店 をご紹介します。

田園都市線桜新町駅より、徒歩約8分 SHESEW は、お友達のMIHARUさんのお店です。



こんなに可愛い外観です。カフェか雑貨屋さんに見えるかも。。

壁のペンキを塗ったり、床を張ったり、棚を付けたりとなんと全てが手作りのお店face02

けっこう車や人通りが多くて、皆さん興味深げに覗いてくださいます。



作業台には、ミシンがずらりと並んでいます。

窓から優しく日が差し込んで、お仕事も気持ちよくはかどりそうですね^^



お仕事に励むMIHARUさんは、とってもキュートな女性です。

素敵な笑顔で、あなたのご相談におこたえしてくれますよ~。

もちろん、丁寧なお仕事を心掛けています。

実は、私もただ今こちらのお店のお手伝いをさせていただいております。

桜新町の皆様、どうぞよろしくお願いいたします!


〒154-0016 東京都世田谷区弦巻4-2-1
 TEL・FAX 03-3427-7631 
 営業時間 11:00~21:00(変更の場合あり)
 定休日 毎週木曜日


 







  


Posted by ボタン at 00:40Comments(0)その他