2010年08月08日

修理と当て布

先週やっと、美容院に行って、久しぶりに髪をカットしてもらいました。

それまでなかなか時間がなかったので、かなりボッサボサの頭になっていました。

なんかずいぶんと潔くハサミが入ってるな~と思ってたんですけど、

出来上がって鏡を当ててもらったら、予想以上に短くなっててびっくり。

でも、暑いしちょうどいいか、シャンプーも楽だしね^^

最近やっとこの頭に見慣れてきて、ワックスつけて引っ掻き回して、楽しんでまーす。


職業柄、すり切れや破れの修理の依頼がよく入ります。

大抵は、ミシンタタキの方法でお直ししますが、下に当てる布が必要になります。

共布がある場合は、それを使わせていただきますが、ないことの方が多いですね。

なので、それ用の布を何種類か用意しています。



左は薄手の黒のウール地、右は黒のスレキ、細長いのは接着テープです。

この3アイテムは、とてもよく使います。

あと、いただいた裾上げの残布なども、大事にとっておいて使っています。



たとえば、これは、スラックスの内股のすり切れ(いわゆる股ズレというやつ)ですが、

すり切れている面積が広いので、表地に近い薄手のウール地を使っています。



これは、脇ポケットの下の破れです。

あまり分厚くしたくないので、スレキを当てて、縫い目の補強に接着テープを使いました。

そして、ミシン糸の色の選び方も大事なポイントになります。

やり始めてどうも納得いかず、かけ直すなんてこともよくあります。



  


Posted by ボタン at 22:54Comments(0)お直し