2011年10月24日

切りじつけ

久しぶりにウールのスカートを作りました。

といっても自分のものではなくて、お友達のお母様からのご依頼でした。

3年ほど前にも何枚かお作りしたのですが、今回も同じデザインで数枚作ります。

よほどお気に召していただけたようで、うれしいです!

パターンは残っていたので、まず生地を裁断し、印をつけます。



このようなウール素材の場合は、切りじつけという方法を使います。

しろも(しつけ糸)を2本取りで、間隔を開けて2枚重ねてちょこっとすくいます。

すると、写真のように草がはえているような感じになります。



次に2枚の生地の間にハサミを入れて、チョン!と切ります。

この時、糸足をできるだけ短くするのがポイントです。

そしたら、今度は上の生地に残っている糸も短くカットして、



アイロンで押さえると、糸の先が開いてお花が咲いたようになります。

こうなると抜けにくくなるので、これが大事な大事な印となります。

糸の端を長く残してしまうと、かえって抜けやすくなるので注意します。

ちょっと手間のかかる作業ですが、時々これをやるとなぜか逆に癒されます。

綿素材やざっくりしたデザインの服だと、切りじつけはしませんが、

ウール素材でちょっと凝ったデザインの場合は、必ずやります。

ちなみに、今回作ったスカートは、



ピンタックが何本もあるフレアーシルエットの洒落たスカート。

実物はもっと素敵なのに、写真が上手に撮れません…


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Posted by ボタン at 23:36Comments(0)いろいろ製作

2011年10月14日

ワンピースの肩幅つめ

いつもお仕事をいただいている同じマンションにお住まいのお得意様より、

ブラックフォーマルのアンサンブルスーツの肩幅つめのご依頼がありました。

上着とワンピース両方ともだったのですが、上着の元写真を取り忘れてしまい、

ワンピースのみ掲載しようと思います。

普通は、ビフォー・アフターってより変化が判りやすいはずなのに、

私の写真撮りがヘタなせいもあるんだけど、わっかるかなぁ…不安。



これがお直し前の写真です。

やはり肩がちょっと張ってる感があります。

ご試着いただくと、もっとはっきりわかります。



少し引いて下の方まで入れても、何となく肩が大きめです。

ラウンドネックなので、余計にそう見えるのかもしれません。


で、肩先から約2cmほどつめたのが、こちらの写真です。



つめ寸法がそこそこあったので、若干身幅もつめさせていただきました。

上の写真とよ~く見比べていただければ…



肩パットも中を開けて、少し厚みを薄くしました。

やっぱりわかりにくですね…すみませんicon10

次回もっとわかりやすい写真で掲載します。


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Posted by ボタン at 23:54Comments(0)お直し

2011年10月05日

パンツのウェスト出し

しばらく身辺がバタバタと落ち着かなくて、更新ができませんでたicon10

いろいろと環境が変わりつつある中でも、お直しはちゃんと続けています。

今回はレディースパンツのウェスト出しですが、デニムのジーパンのような作りなので、

タックやダーツなどがなく、マチを入れないと出しができません。

幸い丈つめも行ったので、その残布でマチを作り両サイドにはめ込みました。



通常は接ぎ目のない平らな部分を使うのですが、

あえてステッチの部分をデザイン的に使ってみました。

そして、ベルトも足りないのでつぎ足しをしなければいけません。

このようなパンツだと普通は脇に縫い目があるカーブしたベルトがつくのですが、

このパンツはまっすぐ1本の総ベルトがぐるっとついていました。

なので、スカートなどと同じように、持ち出しの部分でつぎ足しをしました。



このように継ぎはぎの状態になってしまいますが、

ファスナーを閉めて、ボタンをかけると、



ちょうど中に隠れてしまうので、つぎ足しも目立ちません。

こんな感じに出来上がると、「よ~しうまくいった」と気持ちがいいものです。


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Posted by ボタン at 23:17Comments(0)お直し