2011年11月29日

穴あきのミシン刺し修理

今日こそ更新しなきゃ!と思いつつ…

また今日もできなかった。。そんな毎日が続いています。

前回の記事でご紹介した NANAのおさいほう箱 by チカラ・ボタン

おかげさまでたくさんのお客様にご利用いただき、軌道に乗ってきました。

お電話でお問い合わせをくださったり、看板をご覧になってお尋ねくださったり、

そしてこのブログをご覧になって、遠いところ足を運んでくださるお客様もいらして、

本当にありがとうございます!

そしてお店のスタッフの皆様にも、いつも助けていただいて、感謝しております。

お仕事もかなり山積みになってきましたが、全力で取り組んでおります。

こんな時こそ一つ一つのお仕事をしっかりきっちりとやらなくちゃ。


長い間着用しているお洋服は、どうしてもすり切れたり傷んでくるものです。



おそらくお財布などが当たって、その部分の生地が弱ってしまったのでしょう。

擦れて穴があいてしまいました。

これだけの穴あきになってしまうと、やはり共生地の当て布が必要になります。

裏側に当て布をして、表側から針目を細かくミシン刺しします。

ミシンたたきともよくいわれます。



できるだけ等間隔で、まず地の目の縦方向に沿ってミシンをかけます。

以前はそれだけにしていたのですが、それだと縦糸が浮いて見えることがあり、

最近は、更に横方向にもミシンをかけることにしました。

こうしたほうが、落ち着くみたいです。



もっと引いて見るとミシン目もそれほど気にならなくなります。

この修理のポイントは、もちろんミシンのかけ方ですが、

それ以上に大事なのが、実はミシン糸の選び方です。

糸の色目や濃い薄いのちょっとの差で、仕上りが全然違ってきます。

針目も細かければいいってものでもありません。

こればかりは、言葉で説明できないんですよね。

何回も何回もやってみる・・・これしか上手になる方法はないと思います。







  


Posted by ボタン at 00:07Comments(0)お直し