2012年02月24日

裏地の破れ修理

一昨日は、ミニイベント手作りマルシェに参加して来ました。

もう何回か出展しているイベントですが、毎回いろんな出会いがあります。

今回も作家さん(一応この場では私も作家ですが)達と情報交換をしたり、

手作り好きなお客様と話がはずんで、日暮里情報も教えてもらったり。

元々1時間半という短い開催時間が、更に短くアッという間におしまい。

ご無沙汰していたお友達久しぶりに遊びに来てくださって、ほんとうれしかった^^

次回は、繁忙期になるので、出展できるかどうかちょっとわかりませんが…


少し前になりますが、ご依頼いただいたお直しです。

お世話になっている帽子工房Musetteさんのご紹介のお客様よりご依頼です。

ジャケットの裏側、袖下の脇のあたりの裏地が破れてしまっています。



上着の袖ぐり付近とか、スカートの脇とか、運動量の多い部分ですと、

このように裏地が裂けてしまうことが、よくあります。

表地は何ともないのに、裏地は伸縮性がないので、こんなに破れてしまいます。

破れた部分を縫い込んでしまうという方法が手軽で、料金もあまりかかりませんが、

それはあくまでも、応急処置的なやり方になります。

縫い込んだ分をどこか他の部分で、少し縫い出すなどしないと、

ただでさえ窮屈だったところが、余計に引っ張られてしまいます。

一時的にはきれいになりますが、またすぐに同じように破れてしまいます。

それで今回は、



破れの部分に別の裏地で足し布をして余裕をもたせてみました。

このように、同じ破れ修理の方法でも、何通りかありますが、

お客様とよくご相談の上、ご希望の方法でやらせていただきます。

ただ私としては、せっかくお直しするなら、長持ちする方法がいいと思います。

きっとそのほうが、お洋服にも更に愛着がわくと思いますし。

ご依頼いただきまして、ありがとうございました。

それと、私の苦手なウェブ関連のアドバイスもいただき、助かりました!

人のご縁は、ありがたいものです。ほんとに。


横浜大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン

  


Posted by ボタン at 00:24Comments(2)お直し