2012年05月27日

ワンピースの部分リメイク

以前にお直しをさせていただいたお客様より、ご紹介いただいた新たなお客様。

たくさんのお仕事をいただきまして、ありがとうございます。

こうして口コミでお客様が増えていくのは、本当にうれしいことです。

今回のお直しは、こちらのワンピースです。



この時期にさわやかなブルーのノースリーブのシンプルなデザイン。

実は、ジャケットと組のアンサンブルスーツの片方です。

ジャケットを脱いだ際に、ノースリーブではちょっと気になるとのことで、

お袖を新たに付けてみました。



透け感のある素材がご希望でしたので、こちらの薄いブルーのジョーゼットで、

お袖と、やはり気になるとおっしゃっていた、前衿ぐりラインに当て布を付けました。



ちょうど色合いのいい生地が見つかってよかったです。

前の当て布は、生地を二重にしてあります。

透けるお袖をプラスして、よりさわやかな印象になったと思います。


ついでに、お揃いのジャケットのお直しもご紹介します。

お直し前がこちらです。



とてもいいお品物ですが、大きな肩幅・ボックスシルエットが、気になります。

そこで、いつものように?リフォームします。



肩幅を2cmほどつめて、肩パットを小さくし、身幅も若干つめました。

あと写真ではわかりませんが、総裏仕立を背抜きにしました。

見た目が涼しげなので、多少暑い時期にもお召しになれるように。

今回のお仕事では、普段あまりやらないようなことも勉強させていただきました。

ありがとうございました。


横浜大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン




  


Posted by ボタン at 00:06Comments(0)リメイク

2012年05月18日

キズの修理 やってみました

私は、どうやらひねくれ者らしくて、どうにもならなそうな破れとか、

どうしたらいいのかしら…と頭を抱えてしまいたくなるような修理がくると、

逆に闘志が湧くというか、やたらとやる気が出てしまいます。

今回の修理のご依頼は、こちらのコートでした。



後脇のところに、縦一直線に破れてしまっています。

かなり長さのある結構なキズです。



お客様におうかがいしたところでは、まだ購入されてからあまり経っていないとのこと。

何か引っ張られてしまったのでしょうか。

また、お客様は遠方にお住まいなのですが、ちょうどお仕事のご都合で横浜に来られて、

おついでに、アトリエまでわざわざ足を運んでくださいました。

ありがたいです。やはりお客様と直接お話できたほうが、こちらも助かります。

これは何としても、きれいに修理せねば!

何通りか方法を考えまして、キズの位置が脇縫い目から微妙に離れていたので、

当初はキズをダーツ状に縫い込んで処理する方法を採用しましたが、

ほどいていくうちに、「これは脇縫い目に入れ込んでしまったほうがいいかも」

と、直感して予定を変更しました。

そして、仕上がりは、



このようになりました。



うん、やっぱりこっちのほうがいいね!

これなら全然わからなくなったでしょ。

今回もいい勉強をさせていただきました。

喜んでいただけて、本当に良かったです、ありがとうございました。


横浜大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン














  


Posted by ボタン at 23:41Comments(0)お直し

2012年05月12日

コート袖口のすり切れ修理

顧客の皆様に、お洋服をお返しする時に、おうかがいしているのは、

「ブログに掲載させていただいてもよろしいですか?」ということです。

ほぼ全てのお客様が、快諾してくださって、本当にありがとうございます。

なのにー、ぜんぜんアップするのが追いつかなくて、申し訳ありません!

順次アップさせていただきますので、お許しくださいませ…


さて、今回はこのシーズンにご依頼の多い修理をご紹介します。

ちょっと厚手のウールコートの袖口が、すり切れてしまいました。



注意して見ないとわからない感じもしますが、気がつくと気になるもの。

ミシン刺し修理と縫い込み修理のどちらにしようかと迷いましたが、

やはり厚手の生地だったので、



裏側に当て布をして、表側から細かくミシン刺しで埋めてしまう方法にしました。

修理した部分は、きちんと中側に入るように、最後に星止めをして、



外側から見た目には、わからなくなります。


そして、綿混素材の薄手のコートの場合は、



こちらもよくこんな感じになってしまいますよね。

すり切れ部分を中に縫い込んでしまう方法で、修理するのがいいと思います。



ぐるっと一周こんな感じに縫って、押さえミシンで整えます。

外側からは、もちろんわかりません。



ね、きれいになったでしょ。

はい、こちらも、



この通り、すっきりします。



どちらの方法にしても、若干お袖丈は短くなりますので、ご了承ください。

お忙しい中、アトリエに足を運んでいただきまして、ありがとうございました。


横浜大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン





  


Posted by ボタン at 22:53Comments(0)お直し

2012年05月03日

すり切れのミシン刺し修理

GWも真っ最中ですが、全く休むことなく仕事に追われています。

にもかかわらず、片付き具合が予定より遥かに遅れているのは何故でしょう。。

やっぱりもう少し、効率の良いやり方を考えなきゃなぁ…

でも、お直し教室は何があっても、細々とでも続けていこうと思います。

今日も教室がありましたが、生徒さんとの思わぬ?共通の話題で盛り上がり!

私は楽しかったのですが、ちゃんと授業になってたかしら…?

そして、明日もまた新しい生徒さんがみえる予定で、とても楽しみです。

お直し大好き人口が、一人でも増えてもらえるように頑張ります!!


先日、ご依頼いただきましたご新規のお客様(今回も男性のお客様です)より、

スラックスのすり切れの修理をご紹介します。



内側の裾の部分、よく修理のご依頼が入ります。

歩いているうちに、靴などですれてしまうのでしょう。



よく見ると、かなり深手のキズになってしまいました。

このような場合は、裏側に共布を当てて、表側からミシンを細かめにかけて、

キズの部分を刺し埋めてしまいます。



こんな感じになります。

途中、ストライプの白っぽい糸が抜けてしまっているところもありますが、

同じような色でミシンを一本かけて、それらしく見せかけました。

どうでしょうか? なかなかいいでしょ。



そして、少しひいて見れば、更に気にならなくなります。


こちらは、ヒザのあたりにできてしまったすり切れです。





完全に穴があいてしまっているところと、薄くなってしまっているところと。

やはり、共布を当てて、ミシン刺しで丁寧に修理します。



ミシン目は、規則正しく揃えるのが大事ですが、これが結構大変です。

私の場合、基本的にはまず縦方向にミシンをかけますが、

穴があききってしまっているところや縦糸が長く残っているところは、

その後、横方向にもミシンをかけます。

今のところ、これが一番きれいに落ち着くようなので。



こちらももっとひいて見れば、あまり目立たなくなります。

お客様からも、とても喜んでいただけました。

ありがとうございました。


横浜大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン




  


Posted by ボタン at 00:35Comments(0)お直し