2013年04月24日

パンツの幅つめ

春はお天気が小刻みに変わるといいますが、気温の変化も大きいですね。

朝出かける前に、いったい何を着て行けばいいのか、と悩んでしまいます。

そうかと思えば、もうすぐゴールデンウィーク。

「チカラ・ボタン」は、GW期間中も通常通りに営業いたします。

普段は時間の都合がつかなくて…という皆様方もぜひお立ち寄りください。

あまり宣伝していませんが、ハンドメイド小物もいろいろあります。


最近よくご来店くださるお得意様のI様よりのご依頼です。

他のお客様からもお問い合わせの多いパンツの幅つめ。



こちらが元のシルエットです。

ストレッチ素材ではきごこちは良さそうですが、ちょっと幅が広いようです。



下の方だけを見ると、もっと顕著になります。

特にヒザから下が裾広がりで、自然と着用回数が減ってしまうとのこと。

確かに「たまにはこれも着てみよう」と思っていざ着てみると、

何か気に入らなくて、結局他の服を着てしまうってよくありますよね。

そこで、お直ししましょう。

ご試着いただいて、ピン打ちしながらご希望の仕上り幅を決めます。

仕上りはこちらです。



ヒザのちょっと上くらいから幅をしぼりました。

お直し前とはかなり印象が違います。



ヒザから裾にかけて、若干ですが細くなるようにつめています。

ストレートシルエットにしたい場合、ヒザから裾にかけて同じ幅にすると、

はいた時に、ちょっとブーツカットのように、広がって見えがちです。

すこーしだけ、裾すぼまりにすると、すっきりします。

そして最近のパンツは、ほとんどがストレッチ素材です。

ストレッチの強度によっては、縫い糸や縫い方に注意が必要です。

お直し後のパンツがヘビロテのボトムになってくれれば幸いです。

今回もありがとうございました。


横浜・菊名の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン
  


Posted by ボタン at 00:21Comments(0)お直し