2013年06月14日

最近のお直し教室

ようやく梅雨らしいしとしと雨の毎日が続いています。

こんなお天気だとお客様も少なく、お店は静かですが、

それだけに、お教室には最適ですね、落ち着いて授業ができます。

こちらの生徒さんは、もう何回か通われています。



すっかりミシンにも慣れて、私も安心して見ていられます。

今回の課題は、ジャケットの衿ぐりのリフォームです。



ごめんなさい、元写真を撮るのを忘れてしまって、イメージはこんな感じ。

衿が詰まっていて何だか着づらくて、このデザインではもう着ないので。

というわけで、思い切って、衿ぐりを大きく開けたデザインに変更します。

一部裏側の見返しが足りなくなるので、配色の良い小花プリント柄の生地を足します。



端の始末をして、きれいにステッチをかければ出来上がり。





裏側がチラッと覗いても、プリント柄が見えて逆にポイントに。

胸元のコサージュは、生徒さんが切り落とした残布で作られたものです。

お手持ちのビーズやスパンコールを利用して、華やかに生まれ変わりました。

すっかりお直しを楽しんでいらっしゃいますね。

「これで着られるようになりました!うれしいです!」との感想。

そして更に、余った時間で、カットソーの袖丈つめにもチャレンジ。



誤って袖口近くを破ってしまったので、五分袖くらいの丈にカットしました。

ものの30分くらいで完成してしまったので、ご自身もビックリ。

Tシャツやカットソー類こそ、教室でマスターしてほしいアイテムです。

恐らく多くの方々は、Tシャツ素材なんて自分で縫えないと思ってるでしょ。

でも、縫い糸に気をつければ、全然難しくないんです。

着丈があと5センチ短ければいいのにとか、少しだけウェストシェイプしたいとか…

ほんのちょっとだけ変えたいっていうことありませんか。

ただお直しに出したら、何千円ってかかってしまうから、あきらめてしまったり。

結局新しい服を買ってしまって、処分することに…

でも自分でできれば、こんなことももうなくなります!

自分で好きなようにできるって、本当に楽しいものですよ。


横浜・菊名の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン
  


Posted by ボタン at 09:54Comments(2)教室