2013年11月01日

最近の教室

何か勉強を始めるには、とてもいい季節になりましたね。

今週のお直し教室の様子をご紹介します。


まず、お姉さまのベルベットのスカートの着丈つめです。



仕上りの印を付けて、縫い代分をプラスしてカットします。

毛足が長いので、ちょっと付けにくいかもしれません。

いろいろな素材でやってみると、その都度発見があります。



仕上り線で折り上げて、まつり仕上げにしますが、

やや裾の広がった形なので、このまま折り上げると、「浮き」が出てしまいます。

そこで、ちょっとしたテクを使えば、きっちりと納まってくれます。

バイヤス裁ちでしたが、伸びずにきれいに仕上がりました。


そして、ダンナ様のスラックス、脇のすり切れ修理のついでに幅つめ。



縫い目は、アイロンできっちりと割りましょう。ここは手を抜かずに。

前回やったダブル仕上げ、もうすっかりマスターされていました。



段取りよく、ミシン掛けもスムーズに仕上りました。

「これで主人にも喜んでもらえます」と嬉しそうに一言いただきました。

慣れてきたら、ご自分の「失敗してもいい服」だけでなく、

ご家族やお友達など、「人の服」もお直ししてあげましょう。

緊張感もプラスされ、より技術の向上に繋がり、その上喜んでもらえます。


そして、今週も「ミシン男子」



かなり穿きこんだパンツ、あちこちすり切れや穴あきがあります。

いろいろな方法で、修理しながらカスタマイズします。

ミシン刺しで定番の修理をしたり、色糸を使ってステッチ仕上げにしたり、

ワッペンを使うのもいい方法ですね。



2枚のワッペンをちょっと重ねて個性を出しました。

自分でやれば、修理も楽しくアレンジできるし、より愛着も湧きますね。

尚、11月のメンズミシンデーは、17日(日)となります。

メンズの皆様、お気軽にお申し込み・お問い合わせお待ちしております。


横浜・菊名の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン  


Posted by ボタン at 11:19Comments(0)教室