2014年01月28日

ラグランスリーブコートの肩線つめ

またまたリクエストの多いコートのお直しをご紹介します。

今回は、ラグランスリーブのコートの場合です。




前々回と同様、かなり前に購入されたコートで、やはり肩の大きさが気になります。

がっしりとした印象で、特に上半身が四角く見えてしまいます。

このまま着用するのは、ちょっと無理がありますね。




ただ、良い素材で作られているので、処分するのは非常に勿体ない。

そこで、お直しが威力を発揮します。

まず、厚手の肩パットを外して、着用していただき、フィッティングします。

余分をピンでつまんで、きれいなラインで縫い込みました。



いかがでしょうか?上の写真とかなり見た目が違うと思います。




こちらは、肩パットなしにしましたが、ラグランスリーブの場合は、特に肩パットなしでも、

問題なく着られると思いますし、むしろその方が、着やすくなることもあります。


そして、もう一枚は、こちらです。



こちらも若干デザインが違いますが、ラグランスリーブのハーフコートです。

やはり、肩の大きさがどうしても気になります。

そこで、同じように肩線を縫い込んでお直ししてみました。



こちらは、肩パットをそのまま付けておいたのですが、

丸みのある女性らしいラインになってすっきりとした印象になりました。


アトリエでは、実際にご着用いただいて、ご相談しながらピン打ちして、

どんな感じにお直しするかをじっくりと決めていきます。

どうしたらいいのかわからない…という場合でも大丈夫です。

お気軽にお持ちいただいて、ご相談ください。

お見積りまでは無料でいたしますので、ご安心くださいね。


横浜・菊名の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン






  


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2014年01月24日

最近の教室

今週もお直し教室には、たくさんの生徒さんが来てくださいました。

それぞれ、洋服をお持ちになって、やりたいお直しをレッスンしています。


本日初レッスンの生徒さんです。



東京都内は世田谷より来てくださいました。

菊名は東横線の急行・特急列車の停車駅なので、便利ですよね。

ダンナ様のパンツのウェストつめを勉強しています。

お家にミシンがないので、いつも手縫いで対応していたそうですが、

さすがに、ウェストつめとなるとミシンなしでは・・・ということで、受講されました。

最初はちょっと緊張気味でしたが、直線ミシンは問題なくこなしていました。



そして、ロックミシンもこの通り、見事にマスターできました。

ウェストつめも無事完成しました。お疲れさまでした!

この日は、お二人の授業でしたが、仲良くこちらも、パンツのウェストつめ。



手まつりの作業中ですが、一回ごとに手つきが良くなっているのがわかります。

ウェスト調整は、初心者には若干ハードルの高い内容ですが、

皆さんの意欲で、頑張って完成させています。

私もできるだけのサポートをしております。


こちらは、パンツの幅つめにチャレンジしています。



このような大きめのチェック柄は、横線がずれると目立ちますので、要注意。

気をつけて縫っても、どうしてもずれてしまうこともあります。

ミシンの特性などをよく考えて、いろいろな方法を試してみましょう。

この日生徒さんが穿いているパンツも、過去に教室で幅つめしたものです。



こうして実際に着て来てくださると、私もうれしいですね。


そして、この回も生徒さんお二人の授業でした。



しかも、お二人ともお直しの仕事をされていて、スキルアップのための授業です。

それぞれ職場の状況はちがいますが、抱えている悩みは同じでした。

仕事を教えてもらう時間がない、教えてくれる人がいない・・・

お直しの職場の現状は、このようなことが珍しくないようです。残念ながら。

この教室に求められるものの重要性を感じてしまいます。



こちらは、紳士スラックスのウェスト三方つめを勉強しています。

まず、「ほどき」の作業から、しっかり縫われているので、生地を傷めないように気をつけます。

脇ポケットの形状などにも注意して、作業を進めていきます。



こちらは、シャツジャケットの肩幅つめ、裏地が中綿入りなので、ちょっと手こずりました。

ジャケットやコートなど、いろいろなデザイン・素材に対応できるよに、

基本をしっかりと身につけておきたいものです。


そして、こちらはスラックスのウェストつめです。



カジュアルなスラックスだったので、ウェストの処理にちょっと手間がかかりました。

アイロン作業も、その都度手を抜かずに行いましょう。きれいに仕上げるために。

そして、これには私もうれしくなりました。



この教室は、皆さんのお直ししたいお洋服と、その内容で行っているので、

カリキュラムもテキストも一切ご用意がありません。

ですので、ポイントなどはご自身で、メモやノートに書いていただいています。

私の拙いご説明をこんなにきれいにノートに書いていただいて、感激です。

思わず写真に撮らせていただきました。

皆さん、次回も頑張りましょう!


横浜・菊名の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン
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2014年01月21日

コートの肩幅つめ

この冬、非常にお承りの多いコートのお直し。

年が明けてからも、引き続き絶えずご依頼が入っています。

皆さん、何年も前にかなりの大枚をはたいて購入されたそうです。

そして、やはりお品物を拝見すると、非常に上質の素材でできています。

これでは、そうそう処分もできませんよね。

何とか、今の時代でも着られるように、カッコよくお直ししなくては。

お客様のご了承をいただいて、できるだけお直し例をアップしていきます。

どうしようかお迷いの方々のご参考になればと思います。


今回もコートの肩幅つめ、セットインスリーブ編です。



お直し前がこちらです。

しっかりした厚手のウール素材で、かっちりとしたデザインです。

お客様の一番気になるのは、やはり肩幅の大きさでした。



肩パットそのものの厚みはそれほどでもないのですが、

やはりそれも気になる一因となってしまっているようです。

そこで、肩幅を片方で2cmほどつめてみました。



がっちりしていたシルエットが、女性らしくなりました。

ご希望で、肩パットは取り外しましたが、生地がしっかりしているので、

パットなしでも、形は崩れることなく、着やすくなったのではないでしょうか。

このように、肩幅は僅かな寸法をつめるだけでも、見た目がずいぶん違ってきます。

処分しようかどうしようか…とお迷いでしたら、どうぞご相談ください。

アトリエでは、実際にご試着いただいて、ピン打ちして仕上りの様子を見ます。

お客様のご要望をじっくりとおうかがいして、念入りにご相談の上、

どのようにお直しするかを決めています。


前回のブログでもお伝えしましたが、今月28日(火)にセブンカルチャークラブ溝の口にて、

「気ままに楽しむリメイク」の体験講習会を開催します。下のルームシューズを作ります。



若干名の追加募集中ですので、ご希望の方は、お早目にお申し込みください。

※お申し込み・お問い合わせは、セブンカルチャークラブ溝の口へお願いいたします。



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2014年01月19日

お知らせ

カルチャーセンターでのお仕事の予定が入りました。

セブンカルチャークラブ溝の口様よりお話をいただきまして、

この2月から「気ままに楽しむリメイク」という講座を開講することになりました。

今月28日には、体験講習会を開催の予定です。



こちらの「あったかルームシューズ」を作ります。

本講座では、決まった作品を作るのではなく、生徒さんにお手持ちの服をご用意いただき、

デザインを変えてアレンジしたり、バッグなど小物を作ったり、もちろんご希望があればお直しも、

それぞれのアイデアを活かして、気ままにリメイクを楽しんでいただきます。

私は、縫い方や処理の仕方、ミシンのかけ方などをサポートさせていただきます。


カルチャーセンターのお仕事は、ほぼ初めてに等しいので、今からドキドキです。

そして、新しい生徒さん達と出会えることが何よりの楽しみです。

皆さんに、リメイクの楽しさ・素晴らしさをお伝えできればと思っています。

おかげさまで、体験会のほうは、予想以上に早く満席となってしまい、

若干名の追加募集をさせていただきました。

※こちらの体験会・講座へのお申し込み・お問い合わせは、チカラ・ボタンではなく、

セブンカルチャークラブ溝の口様のほうへお願いいたします。


尚、それに伴いまして、店舗の営業のほうは、1月28日(火)を臨時休業、

2月より第2第4火曜日を休業とさせていただきますので、

ご了承いただきますよう、よろしくお願いいたします。


横浜・菊名の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン

  


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2014年01月17日

ワンピースからスカートにリメイク

※お知らせ1月28日(火)は、休業させていただきます。

お客様にはご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。



今回のご依頼は、「リメイク」です。



元のデザインは、こちらのノースリーブの素敵なワンピース。

 
異素材使いで、左右アシンメトリーなところもおしゃれです。

ただ、何となく着る時期を選んでしまうのかな…という感じもします。

あまり着なくなってしまったけれど、捨ててしまうのももったいない。

そんな場合は、ぜひ思い切ったリメイクをお勧めします。

お客様のご希望では、「スカートにチェンジしたい」というわけで…



ご希望通り、こちらのスカートが完成しました。

前開きの部分や全体のシルエットなどは、できるだけ元の形を活かして。

ウェストの部分を若干絞るので、両サイドにダーツを作りました。

ウェストベルトは、上半身の使わない部分から布を取り、作りました。

そして、後ろはこのように。



こちらもほぼ元型通りに作りましたが、

ポイントは、ウェストベルトにゴムを入れたところ。

リメイクはオーダーメイドではないので、着る人にピッタリとはなかなかできません。

そこで、インベル仕立ではなく、ゴム仕様にすることによって、

ある程度のフィット感と、着心地の良さを出すことができます。

お客様にもご満足いただけましたようで、ありがとうございました!

こんなリメイクの仕事も今後増やしていきたいと思います。


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2014年01月13日

最近の教室

寒い毎日が続いていますが、チカラ・ボタンの教室には、年明け早々から、

生徒さんが、元気に通って来てくださっています。


年明け営業初日から、来てくださった生徒さん。



まだまだお正月気分満々なのに、「お仕事のお休み中に少しでも勉強したい」

と、熱心ですね。素晴らしい。

ご自分のパンツの丈つめ、ちょっとハイレベルのダブル仕上にチャレンジしました。



とってもきれいに仕上りましたよ。

「仕事始めに穿いて行けます!」と嬉しそうに笑ってくださいました。

ちなみに、年末のカウントダウンライブには、前回カスタマイズしたTシャツを着て行って、

お友達からも褒められたそうです。

こうなると、お直しやリメイクがどんどん楽しくなりますよ。


こちらは、ちょっと久しぶりのお直し教室でした。



ジャケットの袖丈つめ、ただつめるのではなく、半袖タイプに。

ちょこっとスリットも入れて、お洒落な感じに仕上がりました。

年末年始は、家事も忙しくてなかなか来られなかったそうですが、

これから落ち着いたら、またたくさんお直ししていきましょう。


そして、こちらは、この教室で最高齢の生徒さんです。



なんと、70代の男性の生徒さんです。しかも遠方は小田原からお越しでした。

私服姿もとてもお洒落でダンディー。こんな生徒さんに来てほしかったです!

シャツの袖丈つめにチャレンジ、まずは、大事な「ほどく」作業からです。



ミシンかけも今日が初めて、ということでしたが、何度か練習してマスターできました。

この教室の男性の生徒さん達は、本当にミシンかけがお上手なんです。

そして、袖丈つめも見事に完成しました。

「自分でできるなんて思わなかった」「楽しかったです」とご感想いただきました。

そうなんです。自分でできれば、思い通りにアレンジ可能、お直しが楽しくなりますよ。


そして、今回も笑いの連続?



とにかくめっちゃ明るい生徒さんで、毎回私も楽しませていただいております。

お直しをお仕事になさっているので、いろんなことを身につけて帰ってほしいです。

今回は、シャツタイプのジャケットの肩幅つめにチャレンジ中です。

難易度の高い課題ですので、何回かかかると思いますが、

しっかり勉強して、お仕事に活かしていただきたいです。


教室にいらっしゃる生徒さんは、それぞれいろいろな目的・目標をお持ちです。

初心者・ベテラン、お一人お一人に合わせて、レッスンを進めています。


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2014年01月09日

革ジャケットの破れ修理

お知らせ、1月28日(火)は、まことに勝手ながら休業させていただきます。

ご不便をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願いいたします。


今までいろんな修理をやってきましたが、今回はかなりの難題でした。



柔らかい羊革のライダースジャケット、後ろの袖ぐり付近がたいへんなことに。

何かに引っ張られたのでしょうか、ステッチの縫い目のあたりから、ベローンと破れてしまいました。



袖ぐりから、身頃の脇下のほうまで、破れが及んでいます。

布帛素材でしたら、ミシンでたたいたり、縫い込み処理したりと考えられますが、

皮革素材なので、そういうわけにもいきません。

破れているところまで縫い込んでしまうと、身幅がかなり狭くなってしまうので、

もしかすると、そこからまた破れてしまう原因にもなりかねないし。

かと言って、キズがそのまま残ってしまうのは、見た目がよろしくないし。

ああでもない、こうでもない…とさんざん考えて、結果はこうなりました。



元々革とリブニットのコンビで作られていたので、身頃の袖ぐりの破れた部分を隠すように、

同じような黒のリブニットを上からのせて、縫い付けます。

そして、脇下のほうは、元のリブニットの縫い代が結構ついていたので、

目一杯まで出して、破れた部分のぎりぎりまで、縫い込みました。

そのため、身頃の下の方は、元のステッチ跡が若干残ってしまいましたが、



これが私にできるベストな修理の仕方です。

ラッキーだったのは、リブニットが使われていたことで、

これで修理による多少の無理もききますし、身幅もある程度確保できます。

そして、片方では不自然ですから、



反対側の無傷の方も、同様にお直ししました。

これなら見た目にも何とかいけそうでしょ。

皮革素材は、あまり扱ったことがないだけに、難しいところはありますが、

これで少し勉強できました。


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2014年01月06日

トレンチコートの修理いろいろ

長かったお正月休み。2014年もやっと本格的に始動してきたようですね。

アトリエにもお客様がみえたり、お電話でのお問い合わせが入ったり、

お直し教室も、お店の営業開始と同時に、もう始まっています。


今回ご紹介するお直しは、ご依頼の多いトレンチコートの修理のいくつかです。

修理の仕上り方など、ご参考にしていただければと思います。

まず、ポケット口のすり切れです。



手の出し入れや腕時計などで、どうしてもすり切れてしまう部分です。

ちょっと目立つところなので、できれば早めに直しておきたいところでもあります。

キズのラインに沿って、縫い込み修理にするのですが、ミシンでなく手作業になります。

そのため、端を丈夫にしたいので、端ミシンステッチを1本余分にさせていただきました。



すり切れ部分は、きれいに奥にかくれてしまいました。


袖口のタブ、写真がわかりにくいのですが、こちらもカドがすり切れてしまっています。



吊革につかまったりした時に、やはり気になる部分ですね。

こちらも、ひっくり返して縫えないので、手作業での縫い込みとなりました。



先の方が、どうしても一回りくらい小さくなってしまうのですが、きれいになりました。


そして、もう何回かご紹介している袖口のすり切れ修理。



これは、見た目にもきれいになりますので、当店でもお勧めの修理アイテムの一つです。

ただし、縫い込み分、若干袖丈が短くなりますので、ご了承ください。

それから、上衿のすり切れもありました。



ちょうど台衿との境目のちょっと上くらいの部分です。

こちらだけは、縫い込み処理ができなかったため、ステッチでタタキ修理としました。

うまく内側に隠れてくれるといいのですが。


この他にも、裾やベンツの開き止まり・ベルト通しなど、傷みやすい部分があります。

キズの状態や場所に合わせて、修理の方法をご提案いたしますので、

どうぞお気軽にお問い合わせください。


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2014年01月02日

セーターをカーディガンタイプにリメイク

新年あけましておめでとうございます。

今年も皆様のお役に立てるよう、いい仕事できるように精進し、

また、一人でも多くの人達に、お直しの素晴らしさをわかっていただけるよう努めます。

よろしくお願いいたします。

お店の営業は、4日(土)よりスタートします。

昨年(一昨日ですが)に引き続き、ブログネタをどんどんご紹介していきます。


今回は、ポイントリメイクで手持ちの服をリフレッシュした例です。

元の服はこちらのセーターです。



かなりハイゲージのニットなので、どちらかというとカットソーに近いかもしれません。

前身頃の表面のみオイルコーティングされていて、とてもお洒落なデザインです。

しかし、お客様としては、この素材感・サイズ感からして、

このままでは、着こなしが難しく、全然着られないので…ということで、思い切って。



前身頃にオープンファスナーを取り付けて、前開きのカーディガンタイプにしてみました。

羽織ものにしてみると、意外に着やすくて、登場回数も増えてきます。



こちらのお客様からは、同様のリメイクをもう何枚かさせていただきましたが、

今回もまた、たいへんご好評でした。

気に入って買ったけど、何だか着なくなってしまったセーター、

どなたでも、きっと1枚はお持ちだと思います。

思い切って、こんなリメイクしてみませんか。


横浜・菊名の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン


  


Posted by ボタン at 18:48Comments(0)リメイク