2014年02月27日

最近の教室

今月からアトリエでの教室の他に、セブンカルチャークラブ溝の口での、

「気ままに楽しむリメイク」講座がスタートしました。

先日2回目の授業を行いましたが、おかげさまでとても楽しく進行しております。

この講座では、よくある洋裁教室のような決まった課題はありません。

ですから、洋服のリメイクをされたり、サイズのお直しをされたり、小物を制作したり…

と、皆さんそれぞれやりたいテーマに取り組んで、私は縫い方のサポートを行っています。

少人数制で本当に和気藹々と楽しみながら、作品が仕上がっていきますよ。

回数の決まった講座ではありませんので、随時ご入会は可能です。

ご希望の方には、授業のご見学もできますので、ぜひ遊びにいらしてください。

お申し込み・お問い合わせは、セブンカルチャークラブ溝の口店のほうへお願いいたします。


それでは、アトリエでの最近の教室の様子をご紹介いたします。



確か1回目の大雪の翌日に来てくださった生徒さんです。この日が初の受講でした。

そして、お直しする洋服は、なんとベリーダンスの衣装。



これは私も今までに扱ったことのないアイテムです。

ビーズやスパンコールの装飾が目一杯で、どう直したらいいものやら…

あ~でもない、こ~でもないと、いろいろ考えた結果、

やはりこんな場合は、「手」に頼るしかない!ということで、全て手作業でやってみました。

かなり時間がかかりましたが、何とかご希望の寸法に近づけました。

発表会もぜひ頑張ってくださいね。


ひたすら一心にミシンをかけているのは、



何をしているかというと、スラックスの股ずれ予防に補強ミシンをしているのです。

もちろんすり切れてしまってから修理することも可能ですが、

よくすり切れてしまう方は、先回りして補強しておくという方法も有効です。



これは、裏側から当て布をしてミシン補強したところです。

ミシン糸の色の選び方が、結構ポイントになります。

あまり表側からは見えない部分ですが、見えない部分こそ手を抜かずに。


ロックミシンをかける手元もだいぶ慣れてきました。



こちらの生徒さんは、この教室に通い始めてからそろそろ1年になります。

毎月1回のペースで受講されていますが、確実に上手になっています。



覚えてほしいポイントなどもきちんとできているのが、私もうれしいですね。

細く長く、これからも続けてほしいです。


そして、こちらは基本となる紳士スラックスの丈つめ。



たぶん女性の方は、「くつずれ」という存在をあまりご存知ないと思います。

これは裾のすり切れを防ぐために、スラックスには無くてはならないパーツです。

そして、縫い付け方にも、ちょっとしたコツがあるんですよ。

今回それもマスターして、きれいに仕上りましたね。

お直し教室も皆さんご自分のペースで、コツコツ勉強しています。


横浜・菊名の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン  


Posted by ボタン at 12:02Comments(0)教室

2014年02月20日

スーツ・ジャケットの着丈つめと肩幅つめ

今回のお直しは、ジャケットとスカートのセットでした。

だいぶ前に購入されたそうですが、とてもいい素材でいいお仕立てのものです。



これが全体像ですが、…残念ながら、今着るには何となく野暮ったい印象。

ジャケットもスカートも中途半端に着丈が長いのが、まず一番の原因のようです。



ジャケットだけを見てみると、着丈の長さの他、肩幅もやや広めなのが気になります。

そこで、着丈を大幅にカットして、肩幅は約1㎝つめてみました。

そうすると、



こんなにコンパクトでスマートな印象になりました。

着丈を思い切って短くしたことによって、ショートジャケットのような軽快さが出ました。

肩幅はほんの少しのつめでしたが、それでも雰囲気が変わるのでビックリします。

そして、ヒザ下まであったスカートの丈も、ヒザ丈までカット。



これでバランスが良くなりました。

スーツ上下ともにお直ししておけば、それぞれ別々にも着られますので、

ワードローブが2点も増えたような、なんだか得した感じになりますよ。

特にこのようなタイトスカートは、数㎝丈を変えるだけで、かなり印象が違って見えます。

迷ったら、どうぞご試着なさって、バランスのいい丈をお決めください。

とことん悩んでください。大丈夫、付き合いますよ。


横浜・菊名の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン


  


Posted by ボタン at 19:21Comments(2)お直し

2014年02月15日

パイピング交換

またまた週末の大雪で、朝から雪かきに追われてしまいました。

それにしても毎日の空気がが冷え切っているようです。

こんな季節は、やはりダウン製品が重宝するもの。(私は持っていませんが…)

ちょうど先週、お直しが仕上がったダウンコートをお渡しできました。

この寒さに、まだまだ活躍してくれそうで、よかったです。


さて、そのお直しというのは、こちらです。



なんと3ウェイで着られる、裏地にも凝ったお洒落なダウンコート。

しかし、よく見ると、



ファスナー際の、合皮素材のパイピングが、ボロボロに!

もっと、近寄って見ましょうか、



合皮素材は、着用とクリーニングを繰り返して、こんな状態になることが多いのです。

実際、私も今までに、同じようなお直しを何度も承りました。

中には、クリーニング店からクレーム処理で承ったことも何度かあります。

その上今回のアイテムは、ダウンコートなので、断られるお直し屋さんばかり。

「ダウン」というだけで、ハナッから「できません」となってしまうのがほとんどのようです。

でもね、できるんですよ。

確かに今回のように、ファスナーのパイピングになっているのは、

非常に手間も時間もかかり、ちょっと大変な作業ですが。

交換する素材は、今度は合皮でなく、グログランテープ(リボン)でやってみました。

仕上りはこちらです。



前面のオープンファスナー、左右の袖口、左右のポケット口と、5か所のファスナー。

なかなか手強いものはありましたが。



グログランテープもすっきりと仕上がって、見た目にもきれいだと思います。

何しろ、これだったら、合皮素材のようにボロボロにはなりません。



この横畝がグログランの特徴で、既製服にもよく使われています。

お預かりしてから、かなりお時間をいただいてしまいましたが、

お客様にもとても喜んでいただけました。ありがとうございます!

見た目のかっこ良さ?で、合皮素材はよく使われていますけれど、

残念ながらこんなトラブルが本当によくあります。

ご購入の際には、よくご注意ください。


横浜・菊名の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン



  


Posted by ボタン at 18:56Comments(0)お直し

2014年02月12日

スラックスの内股すり切れ修理

当アトリエでニーズの高い修理が、スラックスの内股すり切れミシン修理。

いわゆる「股ずれ」というヤツです。

かなり遠くからお持ちになるお客様も多く、「お近くにお直し屋さんないのですか?」

と聞いてみると、「他のお店でお直しできません」と断られてしまったと言われ、ビックリします。

お直し屋さんなのに、このくらいのお直しもできないってどういうことでしょうか?

そして今回の場合は、すり切れの具合もかなりなものだったのですが、

お客様が他のお直し屋さんに持っていかれたところ、

「このキズでは修理できないから、買い替えた方がいい」くらいのことを言われたとか。

でも、内股以外は、ほとんど無傷だし、スーツの上着もまだまだ着られるし、もったいない。

本当にその通りですよね。

確かに大きなキズですが、お直し屋さんの対応にも、これでは問題があると思います。


というわけで、今回も修理しました。

まずは、こちらのすり切れから。



左右両方とも大きな穴があいてしまっています。

共布はお持ちでないということでしたので、こちらでご用意しました。



異なる生地なので、こうして見ると違和感ありますが、

実際に着用すると、内側に隠れてしまうので、心配いりません。


そして、もう一枚は、もっと大きなキズでした。



股ぐりの縫い目のところまで、穴があきかかっていて、これはかなりの重傷です。

でも、何とかします。



ここまでやってみました。

これでなんとか穿けますでしょうか。

出来る限り、お客様のご要望にお応えするよう心掛けております。


横浜・菊名の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン
  


Posted by ボタン at 19:32Comments(2)お直し

2014年02月08日

最近の教室

立春も過ぎたというのに、寒い毎日ですね。

でも、チカラ・ボタンの教室には、連日生徒さんが元気にやって来ます。

新しい生徒さんも続々と来られて、うれしいかぎりです!

ただ、ひとつお願いがあります。


初めてこの教室で受講される生徒さんで、特にお裁縫の初心者の皆様、

初回の1回だけで、お直しが完了できるとは限りません。

というより、1回だけでは、本当にお伝えしたいことが、お教えしきれないのです。

私が、皆様に一番覚えていただきたいのは、その場限りの専門技術ではなく、

どうすれば、手早くきれいに仕上げることができるのか、プロのやり方はどこが違うのか、

という最も基本的なお直しのコツやワザなのです。

たった1回の授業の中で、この大事な基本技術とミシンのかけ方とお直しの手順と…

初心者さんを対象に全てを盛り込み、マスターしていただくには、無理があります。

また、この教室には、カリキュラムがないので、勉強したい内容がすぐできる

という利点がありますが、それぞれのお裁縫レベルによって違います。

特に最近、いきなり難易度の高い内容をお持ちになる方が多いのです。

もちろん、できる限りご希望にお応えしてレッスンいたしますが、

そうなると、とても1回限りのレッスンでは、完了できません。

ですので1回限りでなく、複数回の受講でお考えいただきますようお願いします。


では、今週の教室。



今回が初レッスンの生徒さん、東京は中野よりいらっしゃいました。

遠方よりありがとうございます。

まずはほつれ直し、基本の奥まつりを勉強しました。

このまつり方は、いろいろな場面に使えて、きれいに仕上がりますので、

ぜひとも覚えておいてください。

そして、スカートの着丈つめにもチャレンジ。



ちょっとしたことですが、印の付け方にも実はコツがあります。

お家にミシンがないので…ということでしたが、

なんのなんの、すぐにマスターされていました。

少しずつ、難易度を上げて、いろいろなお直しを勉強していきましょう。


こちらは、お嬢さんのスカートのウェストつめです。



脇ファスナー、ヨーク切替、2箇所に縁取りのレースがはさみ付けされていて、

通常のお直しだと、すんごく手間のかかるウェストのデザインでした。

何とか穿けるようになればOKということで、今回は変則にしました。



つめ分を縫い込みせずに、タックを作ってつめてみました。

縁取りのレースも本来なら、送ってカットするか、縫い合わせるか、

ですが、タックにそのまま入れ込みました。

お客様の服にはこのような方法はもちろん使用しませんが、

しかし、よく考えてみると、生地やレースをカットしていないので、

この先もしウェストを出すことになった場合、逆にやりやすいのです。

特に、子供服などには、これって有効な方法だと思います。

ちょっと今後のお直しメニューに検討する価値がありそうです。

教室のおかげで、またまた「ひきだし」が増えました。


そして、こちらは、ダンナ様のシャツのお直し。



衿のすり切れの修理、細かい作業が多いので、ミシンも慎重に。

すり切れている上衿を外して、反転させて付け直します。



これがお直し後、きれいにできました。

裏側は、



すり切れ部分がかくれてしまうので、大丈夫。

お直しができると、ご家族からも喜ばれますね。


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Posted by ボタン at 10:42Comments(0)教室

2014年02月05日

コートの肩幅つめ

今回もコートの肩幅のお直しをご紹介します。

これだけ何度も同じテーマで掲載するほど、ご依頼が多いのです。

これから、お直しに出そうかと考えていらっしゃる方々のご参考になれば。


今回は、こちらの有名ブランドのメンズ調ロングコートです。



この冬、テーラードカラーの「チェスターコート」が流行っているようです。

そのデザインからして元々メンズっぽいのですが、

こちらの場合は、更に前身頃にもしっかりと芯が据えられていて、

仕立も見た目もメンズ感覚で、全体にがっしりした印象です。

そして、やはり年数の経っている服のため、肩幅がとても広く、



より上半身が大きく、逆三角のように見えてしまいます。

これはこれでかっこいいと思いますが、着られる方は気になるものです。

そこで、肩幅を左右で2cmずつカットしました。



トルソーに着せた写真ですと、あまり変化がわからないかと思いますが、

実際にご着用になると、お直し前とはずいぶん印象が変わります。

もう少し引いて見ると、



上半身の大きさが、かなり抑えられているのがわかると思います。


それから、肩幅をつめると、自然と袖丈もその分短くなります。

今回の場合は、元から少し袖丈が短かったそうで、

同時に袖丈出しのお直しもすることになりました。

「出し」の場合は、どうしても縫い代の余分に限りがあるので、

裏地を継ぎ足す必要が出てきます。

でも、こちらのコートに関しては、予想以上に裏地の縫い代がたくさんついていたので、

結局継ぎ足しをせずに、そのまま仕上げることができました。

こういうところが、仕立の良いお洋服の素晴しいところですね。

「大事に長く着てほしい」というブランドの心意気が伝わってくるようです。


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Posted by ボタン at 11:53Comments(0)お直し

2014年02月01日

セーターからリメイク ぽかぽかルームシューズ

やっと新しいワークショップの準備ができました。

今回のワークショップは、リメイクものでいきます。

「セーターからリメイク、ぽかぽかルームシューズを作ろう」

セーターやカーディガン、たぶん皆さんたくさんお持ちだと思いますが、

何となく着飽きてしまって、あまり着ることもなくなってしまった。

でも、柄や色が気に入っているので、捨てるに捨てられない…

そんなアイテムの再利用には、もってこいのリメイクのご提案ですよ。


お洗濯で縮んでしまったけど、柄が大好きで捨てられないカーディガン



そして、これもちょっと窮屈になってしまったセーター



どちらも取って置いても、着ることはなさそうなので、思い切ってリメイク!

そして出来上がったのは、



ほ~ら、意外と可愛いでしょ。

裏地にフリースを使っているので、ぽかぽかあたたかですよ。



柄のいいところをできるだけ出したかったので、裁断に気を使いました。



ちょっと一手間加えて、ボーダーと無地のコンビにしてみました。

この他、わざと裏面を使っても面白い表情になりますし、

2枚以上のニットを組み合わせても楽しいと思います。

裏地のフリースや底面用の綿ジャージーも着古したお洋服を利用してもいいと思います。


ワークショップの開講可能日時は、他の教室とほぼ同じです。

土・日・月・火(第2第4を除く)・木曜日の11:00~13:30、または、14:00~16:30

2時間30分で、受講料は4,000円(裏地・芯地などの材料費込み)

表地となるセーターやカーディガンなどを必ずお持ちください。

裏地のフリース地や底面の綿ジャージー、接着芯などはこちらでご用意します。

あるいは、フリース(服でもOK)や綿ジャージー素材のTシャツなどもお持ちになれば、

受講料を300円割引させていただきます。

その他、裁縫道具などありましたらお持ちください。(お貸し出しも可能)

サイズはS(22~23cm)、M(23~24cm)、L(24~25cm)の3サイズからお選びいただきます。

できれば1週間前までにご予約ください。

お電話は、045-642-6533

またはこちらのメールフォームまでお願いします。

お気軽にお申し込み、お問い合わせお待ちしております。


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Posted by ボタン at 15:28Comments(0)教室