2014年05月02日

最近の教室

明日5月3日(土)~6日(火)は、お店を休業いたします。

ご来店の際は、お間違いのないようご注意ください。


さて4月もあっという間に終わってしまいましたが、

自分としても、今までにないくらい忙しくバタバタとした1か月でした。

そして、お直し教室も例外でなく、生徒さんもたくさん来てくださいました。


最近の授業の中で、ニーズの高い内容の一つが、パンツの幅つめです。

以前に流行っていた「ブーツカット」のパンツを今風のシルエット

「スリムストレート」にお直しして穿きたいというご希望がよくあります。

実際に試着して、どこをどのくらいつめるかを相談しながら決めていきます。



軽くアイロンで縫い代を整えたら、台の上に平らに置きましょう。



ミシンで縫うラインの引き方で、仕上りの良し悪しが決まってきますので、

ここは慎重に、自然できれいなラインを引きましょう。

このあたりは、大切なポイントなので、じっくりとご説明します。


こちらの生徒さんも、同じようにパンツの幅つめを実習中です。



脇のステッチもきれいにできました。

ボリュームのあるブーツカットでしたが、スッキリとしたスリムストレートになりました。



授業で1本幅つめを勉強しておけば、あとはそれを参考にして、お家でもできます。

覚えておくと便利なお直しのひとつですね。


それから、最近の人気といえば、肩幅つめです。

ただ、肩幅つめは非常に難易度の高いお直しですので、

初心者の方がいきなり授業の内容にするのは、とても無理があります。

ある程度授業回数を重ねて慣れてから、あるいはお直しや洋裁の経験者の方にお教えしています。

こちらは、縫製関係のお仕事をなさっていらっしゃいます。



身頃に袖付け線を引いているところです。

この線も仕上りを左右する線ですので、きれいなラインで引きましょう。

そして、こちらの生徒さんは、お直しのお仕事をなさっています。



袖付け線は、仕付け糸で糸印にしておきます。

どちらの生徒さんも、授業では片方だけやって、もう片方はお家で復習されています。

こうすれば時間のかかるレッスン内容でも効率よく学べますし、

自分一人でやってみれば、それだけ身に付きますし、自信にもなります。


そして、こちらは最近新しく入られた生徒さんです。



なんと茨城県から通われています。当教室では、最遠方の生徒さんです。

家業でクリーニング店をなさっていて、お客様からお直しのご要望が多く、

今回スキルを勉強するためにこの教室に通われることになりました。

通学に時間も交通費もかかるため、同日に午前午後2回の受講で頑張っています。

これは、私としても責任重大です。

限られた時間の中ですが、できるだけのことをお教えしたいと思います。

また、この生徒さんのように実際にお直しのお仕事をなさっている生徒さんには、

仕事の中でわからないことなどあったら、お電話をいただければお答えしています。

こんな緊急のお電話Q&Aなど、生徒さんをサポートしていければと思っています。


横浜・菊名の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン





  


Posted by ボタン at 15:31Comments(0)教室