2016年05月26日

最近の教室 いろいろ製作

そろそろ5月も終わりますが、それにしても毎日暑いですね~。

今年の夏は、ことさらに暑いということですから、まだまだ序の口なんでしょうか。

アトリエの部屋は、西向きなので、特に昼下がりの暑さはこれから強烈です。

でも、教室の生徒さん達は、皆さん元気に通って来てくださっています。


最近の教室では、お直しを勉強する方ももちろんいらっしゃいますが、

小物や洋服を製作されている方が、ここのところ多くなっています。


まず、お洋服・ワンピースの製作から。



パターン作り、裁断、そして縫製と、段階を踏んで手作りしたワンピースの完成です。



シンプルなデザインなので、いろいろとコーディネートが楽しめそうです。

ヤマ場は、後ろに付けたコンシールファスナーですが、

きちんと順番通りにやってみたら、一発でキレイにつけることができました。

1枚できたら、2枚目、3枚目のハードルは、ぐんと低くなると思います。

さあ、次はどんなデザインを作りますか?


そして、小物にいきます。まずはこちらの小さなポーチ。



コンパクトながら、ダブルファスナーでなかなか気の利いた作りになっています。



リップクリームや部屋の鍵を入れてもいいし、小銭入れとしても使えそうです。

これは、ちょっと時間があったら、私も作ってみたい小物です。


それから、バッグも人気のアイテムですね。



マチ付きのトートバッグは、お孫さん用で手ごろなサイズですが、

しっかり裏付で、丈夫に作ってあります。

ストライプ柄がしゃれているので、大人用でもいけそうです。


そしてこちらは、雨の日用のサブバッグ。



ナイロンの生地で作ったので、軽くて防水効果ももちろんあります。

入れ口を紐で絞るようになっているので、中の物が濡れにくいように工夫しています。

これも、私のつくってみたい小物の候補作品。


そして、今小学校で大人気の移動ポケット。



ポケットが2つに分かれているので、ハンカチとティッシュを別々に入れられます。

子供さんの選んだ生地で、ママが頑張って作りましたよ。



大事なポイントは、こうしてスマホで写真に撮っておけば、

後でわからなくなった時に、確認することができて、とっても便利。

皆さん、いろいろと工夫して、それぞれ手作りを楽しんでいます。

製作は、まず本人が楽しくないと、いい作品も作れませんからね。


チカラ・ボタンの教室では、「今更聞けないこんなこと・あんなこと」どんどん質問してください。

初歩の初歩から、丁寧にお教えします。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン



  


Posted by ボタン at 18:57Comments(0)教室

2016年05月18日

スカートのウェスト出し、ベルト継ぎ足し編

この頃お天気の良い日は、だいぶ紫外線が強くなってきているのを感じます。

これからは、UVケアが欠かせませんね、帽子もかぶっています。

そろそろ夏の声も聞こえてきて、子供たちの夏休みも近くなってきました。

7月・8月は、夏休みに合わせての1日講座やワークショップなど、

今年は、例年以上に、かなりたくさん計画しています。

決まり次第、ブログでも告知していきますので、どうぞお楽しみに。


今回は、前回に続き、レディスのウェスト出しです。



こちらのエレガントなレースのスカートです。

スカート本体も、上のベルトも繊細なレース。

素敵なのですが、とてもデリケートな素材なので、お直しする側は、かなり神経遣います。



ちょっと指でも突っ込んだら、ビリっと裂けてしまいそうなので、慎重に慎重に。

それにしても、困ったのは、やはり今回もベルトが足りません。



本体は、運よくダーツが取ってあったので、そこから出せるとしても、

ベルトには全く余裕がなく、しかもベルト裏は別の裏地になっています。



これでは、どこからも共布を調達することができません…

しかし、ベースの色が「黒」だったのが幸いでした。

何とか思いついたのが、こちらの5㎝幅の黒いグログランリボン。



ヘタに違うレースを継ぎ足すより、こっちの方が違和感ないんじゃなかろうか…

ということで、やってみた結果がこちらになりました。



右の脇がこんな感じに、そして左脇はファスナーが付いているので、



前後に振り分けて、継ぎ足してみました。

こうすると、元からこんなデザインな感じに見えるので、大成功でした。

そして何はともあれ、レースの破損事故もなく、仕上ってホッとしました。



グログランリボンは、こんな風に足し布にもできるし、ベルト裏の見返しにもなるし、

パイピングにもできるし、もちろん、飾りとしても使えるし、万能選手です。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン



  


Posted by ボタン at 19:23Comments(0)お直し

2016年05月11日

レディスパンツのウェスト出し

アトリエでもニーズの多い、パンツやスラックスやスカートなどボトム類のウェスト調整。

圧倒的に、「つめる」よりも「出す」場合が多いのですが、

「出し」の場合は、本体のダーツやタックの重なりから寸法出しが出来ますが、

ベルトやヨークには、ほとんど余裕が付いていないため、継ぎ足しが必要となります。

また、レディスのボトムは、デザインによっては、本体も足し布が必要な場合もあります。


今回のウェスト出しのパンツも、全く余裕のないデザインでした。



ヨーク付きで、本体にもダーツやタックがありません。

そして、もちろん共布もありません。

こんな場合は、布が取れる部分を探して、少しでも影響のないところから取ります。

今回は、お客様が使わないから取り外してOKとおっしゃってくださった、この



ベルト通しを利用しました。

合計で5本分ありますから、そこそこの分量になります。

しかし、それだけでは、ヨークの継ぎ足し分しかないので、次の手段。



前側に、大きなパッチポケットが付いています。

ポケットそのものは、お使いにはならないとのことでしたが、

ただ、ポケットをそっくり取り外してしまうのは、あまりにも見た目が悪い。

そこで、本体のポケットが重なっている部分、表からは隠れているところ、



ここから頂戴いたしました。

上の写真の右の四角い布が切り取った生地で、

左側の指さしているロックミシンのかかっている部分から取りました。

表から見ると、見せかけでポケットが付いているように見えるということです。

※今回は、ポケット口のステッチを再度かけて、ポケット口をふさいでしまいましたが、

ポケットとしてお使いになる場合は、切り取った部分にも別布を差し込みます。


これで、本他の脇に足し布ができました。



お客様のご希望の寸法分、ウェスト出しができました。



もちろん、ヨークの裏側も足しています。



ベルト通しなんて、小さなパーツじゃ役に立たないとお思いかもしれませんが、

これが実にいい仕事をしてくれるんですよ。

※今回は、濃紺のパンツでとても見えにくいので、写真を加工しています。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン



  


Posted by ボタン at 20:39Comments(0)お直し

2016年05月04日

最近の教室

ゴールデンウィークも早くも後半に入りました。

皆様、楽しい連休をお過ごしでしょうか?

アトリエは、連休に関わらず通常通り営業しておりますので、本日も仕事です。

そして、教室の生徒さん達も、お休み中にこそ!と勉強熱心な方々が多く。

でも、世間様のお休み中とあって、どこかのんびりとした空気が漂っております。


今回は、最近の教室の様子をアップしましょう。

ここのところ、教室には新入生さんがたくさんみえています。

お直しやお裁縫の勉強に来られているのですが、老若男女様々な生徒さん達。

それぞれ目的も微妙に異なりますので、個別に対応してお教えしています。


まず、こちらの生徒さんは、何と静岡県から新幹線に乗って来てくださいました!



既にお直しのお仕事をなさっていて、スキルアップのために受講されました。

「新幹線に乗って」という生徒さんは初めてですが、

チカラ・ボタンのアトリエは、JR横浜線の大口駅より徒歩5分ですので、

新横浜駅からは2駅ですから、新幹線経由の方も意外に近いのかも?


そして、久しぶりのミシン男子も。



よくある洋裁教室は、大半が女性の生徒さんのため、男性は孤立してしまったり、

何となく居心地が良くなかったりということもあるそうですが、



チカラ・ボタンの教室なら、少人数制・個別対応ですから、そんな心配もありません。

メンズの皆様も安心して勉強できますよ。


こちらの生徒さんは、1歳の女の子のママさんです。



シックなギンガムチェックの生地で、お子さんのワンピースを作りました。

洋裁は、自己流でなさっているそうですが、基本を勉強されたいということで。



キュートなワンピースが見事に完成しました。

衿付けもコツをつかめば、こんなにきれいに出来上がります。



1着作れば、応用で次々と作れるようになりますから、たくさん作ってみてくださいね。

難しいところは、いつでもまた教室に聞きに来てください。


こちらは、ただ今ポーチ作りにはまっている生徒さんです。



今回は「シェル型ポーチ」で、ファスナー付けがちょっと難しかった。



手まつりの部分も多くて時間もかかりましたが、やっと完成しました。



コロンとしたカワイイ形で、ファスナーが大きく開くので使いやすそうです。



裏地もおしゃれ。こぼれ止めも苦労しながら縫い付けました。

この教室は、お直しだけでなく、お裁縫や洋裁の基礎もご希望次第でお教えしています。

お気軽にお問い合せください。


そして、カルチャーセンターのご案内です。

セブンカルチャークラブ厚木では、気ままに楽しむリメイクの第2回体験講習会があります。

5月17日(火) 13:00~15:30



こちらの大人気!「さわやかルームシューズ」を手ぬいで作ります。

まだまだお申込み受付ております。

お問い合せなどもありましたら、セブンカルチャークラブ厚木さんまでお願いいたします。

そして、綱島カルチャーセンターさまの「手ぬいで楽しむ洋服お直し」も引き続きお申込みを受け付けております。

カルチャーセンターでも、休まず頑張っておりますので、よろしくお願いいたします。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン




  


Posted by ボタン at 20:10Comments(0)教室