2016年06月03日

たまには革も直します。

6月5日(日)の営業は、14:00~18:30となりますので、ご注意ください。

6月9日(木)は、都合により休業させていただきます。


当アトリエには、いろいろな素材のお洋服が持ち込まれますが、

たまには、こんなアイテムも承ることがあります。



そう、革ジャンです。

そして、今回のお直しの内容はというと、



こちらの肩章(エポーレット)を取り外す、というお直しです。

それだけ聞いた限りでは、簡単なことだと思われがちですが…

いったん、袖ぐりの肩章の付いている部分、袖・身頃ともに縫い目をほどいて、

肩章を外したら、元通りに縫い合わせます。



どうということも無いように思いますが、革ジャンの革はかなり厚手です。

果たしてアトリエの職業用ミシンで、縫えるのだろうか?…



ここが一番のポイントで、「外したはいいけど縫い合わせができなかった」じゃ話にならないし。

しかしここはイチかバチか…せっかく来てくださったお客様のためにもお受けしなければ。

ということで、思い切ってお承りしました。


やはりアトリエのミシンで縫うのはちょっとしんどい…でしたが、

ミシンに「かかってくれ!」と念じながら、やってみたところ、何とかなりました。



ご希望通り、肩章を取り外しました。

残っているドットボタンの相方は、そのままでOKということでしたので、残しておきます。



肩章が無くなると、やはり肩のラインがスッキリとします。

ボタンの相方も残っていても、そんなに違和感はないようです。



お客様にもたいへん喜んでいただけました。



また、革と言えば、こんな例もあります。



ウールの巻きスカート、元々一重仕立てで、「真冬が寒い」ということでしたので、

新たに裏地を取り付けてみました。

そして、ついでに革のベルトも作り付け直し。



たまには、こんなお直しもやってます。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン




  


Posted by ボタン at 19:17Comments(0)お直し