2016年10月06日

デニムの修理 裏もキレイに

どんな時代にも根強い人気のデニムパンツ。

お気に入りのデニムは、長~く穿きたいものですね。

でも体になじんでちょうどいい感じになった頃に、あちこちが傷んできます。

今回の修理も、かなり穿き込まれたお気に入りのデニムと思われます。


まず、お尻の後ろのポケット口のきわ。





こんな感じで、よく穴が開いてしまいがちです。

こうなったら、いったんポケットの上のほうのステッチをほどいて、穴の周辺をまず修理。



裏側から当て布をして、表側からミシンでキズを刺し埋めるようにステッチします。

そしたら、外しておいたポケットを再度のせて、ステッチで元通りに縫い付けます。





左右両方とも穴はふさがり、これで一安心です。

そして、チカラ・ボタンの場合は、表だけじゃなくて、裏側にも気を遣います。



当て布もできるだけきれいにカットして、余分が出ないようにギリギリまでミシンでたたきます。



もちろん、表からは見えませんが、裏も大事なお洋服の一部分だと思うのです。


この他、内股のすり切れもかなり大きめでしたが、



裏側から見ると、このような感じに仕上げます。


そして、裾のすり切れもかなりな重傷でしたが、



必要最小限でカットして、できるだけ長さを残して、ロックを駆使して…



裏側はこの通り、表から見ると、



何事もなかったかのように、キレイになりました。


確かに表からきれいに見えれば、裏はどうでもいいのかもしれませんが、

「人目につかない裏側こそキレイにする」

自分の仕事はこうでなければいけないと、ここにはこだわっているつもりです。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン
  


Posted by ボタン at 18:52Comments(0)お直し

2016年10月06日

お手持ちのセーターからあったかルームシューズを作ろう スタジオぐらっぽろ

今年の夏は、たくさんの皆様にワークショップにお越しいただきました。

中でも人気のあったのが、「お手持ちのTシャツから作るさわやかルームシューズ」でした。

ありがとうございました。


そして、今月からは、いよいよ冬のルームシューズに衣替えいたします。



勢いで衝動買いした、セールで安かったから買っちゃった…など、

買ってはみたものの、すっかり着なくなってしまったセーターやカーディガン、

そんな持て余し気味のニット、どなたでも1枚はお持ちのことと思います。

処分してしまう前に、ちょこっとリメイクして楽しみませんか?



私は、こんなチュニックセーターから、上のルームシューズにリメイクしました。

セーターやカーディガンはもちろん、マフラーやフリースニットなどでもOK。

無地でも編込み柄でも模様編みでも、またわざと裏面を使っても面白い作品になります。

※極端に厚手のものや目の粗いニットはできるだけ避けてください。

シューズの内側は、軽くて暖かなフリース地を使用。

底面は綿ジャージーにフェルト芯を貼っているので、柔らかく履いたまま正座もできます。

もちろん、おうちでお洗濯もできます。意外と早く乾きます。


ミシンを使わずに、全てチクチクと手ぬいで製作しますので、ミシンの苦手な方でも大丈夫。

楽しくおしゃべりしながら、リメイクしてみませんか。

今回は、大口駅から徒歩3分のスタジオぐらっぽろさんにて行います。

チカラ・ボタンのアトリエからも歩いて7~8分のご近所さんです。

明るくアットホームな雰囲気のスタジオで、オーナーさんが素敵な笑顔で迎えてくださいます。

また、心と体を癒してくれるイベントやセミナー、暮らしに役立つレッスンなど、

様々な講座が盛りだくさんで、たくさんの方々が利用されています。

ちなみに私もこちらで、美人インストラクター真希さんの「美肌リンパヨガ」レッスンに通っています!


【ワークショップのの詳細】

日時:10月18日(火) 10:00~13:00

場所:スタジオぐらっぽろ (JR横浜線大口駅西口より徒歩3分)

参加費:2,000円 材料費込み(裏布・接着芯など)

定員:8名様

持ち物:お手持ちのセーターやカーディガンなど1枚。

   紙切りばさみ、裁縫道具(裁ちばさみ、糸切りばさみ、縫い針、まち針など)

お申込みは、スタジオぐらっぽろ 045-878-8381 または info@studiograppolo.com まで。

皆様のお申込みをお待ちしております。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン

  


Posted by ボタン at 09:39Comments(0)教室