ちくちく針仕事　スペアボタン

お天気に恵まれて、ポカポカ陽気のゴールデンウィーク、お出かけ日和ですね。

こんな連休中なので、今回は少しゆるい感じで書いてみます。


「お直し」とか「修理」っていうと、無機質的なただただ機能優先のような

ちょっとお堅いイメージがしますが、こんなお遊びみたいなリクエストもたまにあります。

まず、こちらのスカートの裾にできてしまった焦げ跡。





ストーブで焦がしてしまったそうですが、結構大きな跡になってしまいました。

たいていは、「裾の焦げた部分をカットして着丈つめしましょう」となりますが、

今回は、「どうしても丈をカットしたくない」とお客様のご希望。

でも共布をどこからも取れそうもないし…するとお客様からのご提案で、

「別布を使って、表から見えてもOK」とのことで、こんなことになりました。



布はアトリエにあったもので、切り取った部分にはめ込みました。

左右対称にしましたので、こんな感じになりました。



スカートはヘリンボーン、別布はネップツィードで素材の織り方が違うのですが、

色の系統が同じなので、何となくまとまった感じはあります。

これもありかもしれませんね。


そしてこちらは、古着のシルクのシャツにできた小さないくつかの穴。

通常は、当て布したり、縫い込み修理にしますが、今回はお客様のご希望で、



絵柄お任せで、刺しゅうしてほしいということでした。

穴があちこち飛んでいたので、それぞれうまく隠すように刺してみました。

たま～にこんな方法でお直しもします。


そしてついでに、これはウチのカーテンです。

裾から1/3くらいが、カビが生えてしまって、でもその上はまだまだ無傷。

買い替えようかと思っていたのですが、何だかもったいないなぁ…

そうだ！カビの部分だけカットして、別の布を足しちゃおう！



というわけで、こんな具合になりました。

足した布は、しばらく使わずにいたマルチカバーで、何とカーテンと幅がほぼ同じ。

珍しいツートンのカーテンですが、これ結構気に入っております。


それからおまけで、よみうりカルチャー恵比寿の講座手ぬいでちょこっと洋服お直し

先日の公開講座「さわやかルームシューズを作ろう」にご参加くださた生徒さんが、

完成したルームシューズに素敵なオリジナルアレンジをしてお持ちくださいました。



お家にあった生地でヨーヨーキルトの飾りを縫い付けて、更にカカトにも、



こんな一工夫も。

ご自分なりに、いろいろ手を加えて、カスタマイズするのも楽しいですね。


なお、ルームシューズの一日講座は、これからもありますよ。

5月29日(月)　「私だけの爽やかルームシューズ」　師岡コミュニティハウス

6月17日(土)　「お手持ちのＴシャツから作るさわやかルームシューズ」　石堂書店

そして、バッグがお好きな方には、

5月31日（水）　「Ｔシャツからリメイク　お散歩バッグを作ろう！」　新百合ヶ丘産経学園

いずれも、ただ今ご参加お申込み受付中です。


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