2016年04月05日
足し布プラスでお直し&リメイク
まず業務連絡ですが、4月7日(木)は都合により休業させていただきます。
翌8日(金)も定休日となりますので、申し訳ございませんが、連休となりますのでご了承ください。
どうも、仕事がイレギュラーに入ったりするので、こんなことになりがちな今日この頃です。
お直しがどのようなもので、どんなことができるのか…
一般の方々には、なかなかわかりにくいものだと思います。
できるだけこのブログでも、過去のお直し例などご紹介しておりますが…
一般に、「サイズを小さくする」「丈や幅をつめる」ということは、できるだろうと、
予測がつきそうなのですが、「サイズを大きくする」に関しては、
果たしてできるのだろうか…?と思われる方も多いかと思います。
絶対にできないというわけではありません。
何かしら方法はあると思いますが、それがお客様のご希望に合うかどうかは、わかりませんが。
例えば、「丈をもっと長くしたい」「幅を大きくしてゆとりをもたせたい」
しかし、裏側を見てもいくらも縫い代が残っていない、のであれば、
「足し布」をプラスするという方法があります。
まず一例がこちらです。
こちらのワンピース、お客様には少し丈が短くて、ヒザが出てしまうのが気になるとのこと。
既製服ですので、もちろん共布なんてありません。
そこで、裾にサテン調の光沢のある黒の生地をプラスしてみました。
平坦に接ぎ合わせただけでは、いかにも足した感が出てしまうので、
若干ギャザーを寄せて接ぎ合わせれば、デザイン的に見えるので大丈夫。
これは、お客様にもたいへん喜んでいただけました。
そして、こちらはお直し教室の生徒さんの完成品です。
お直し前は、身幅・着丈とも若干足りなくて、着られないということでしたが、
着丈については、前述のワンピースと同様に裾にギャザーを寄せての足し布、
そして身幅については、
このように両サイドにやはり足し布をしてみました。
ちなみに、こちらの足し布は、アトリエにあった生地が偶然にもピッタリだったので使用しました。
「着た感じがちょっとキツイ」くらいであれば、これだけでもずいぶん違うはずです。
また、こちらはパンツの幅出しですが、
こちらもウェストから裾まで、両サイドに足し布しています。
使用した布は、共のサスペンダーがあったので、それを解いて利用しました。
だから、共布のベルトとか付属品は、できるだけ捨てないでおいたほうがいいですよ!
何かの時に役に立ちますから。
それから、こちらはちょっと特殊な例ですが。
ベルベットの和装コート、裄が短くて腕がズバッと出てしまう…とのことで、
でも、どこからも出せないし、身頃と袖の間で足したら大工事になってしまう…
だったら、これはいかが?
思い切って、袖口に黒のリブニットを合わせてみました。
寒い時期にしか着ないものですし、これもありかと思います。
お客様からもたいへんご好評いただき、予想以上に大成功でした。
ちょっとチャレンジではありますが、こんなお直し&リメイクも「あり」ですね。
横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン
翌8日(金)も定休日となりますので、申し訳ございませんが、連休となりますのでご了承ください。
どうも、仕事がイレギュラーに入ったりするので、こんなことになりがちな今日この頃です。
お直しがどのようなもので、どんなことができるのか…
一般の方々には、なかなかわかりにくいものだと思います。
できるだけこのブログでも、過去のお直し例などご紹介しておりますが…
一般に、「サイズを小さくする」「丈や幅をつめる」ということは、できるだろうと、
予測がつきそうなのですが、「サイズを大きくする」に関しては、
果たしてできるのだろうか…?と思われる方も多いかと思います。
絶対にできないというわけではありません。
何かしら方法はあると思いますが、それがお客様のご希望に合うかどうかは、わかりませんが。
例えば、「丈をもっと長くしたい」「幅を大きくしてゆとりをもたせたい」
しかし、裏側を見てもいくらも縫い代が残っていない、のであれば、
「足し布」をプラスするという方法があります。
まず一例がこちらです。
こちらのワンピース、お客様には少し丈が短くて、ヒザが出てしまうのが気になるとのこと。
既製服ですので、もちろん共布なんてありません。
そこで、裾にサテン調の光沢のある黒の生地をプラスしてみました。
平坦に接ぎ合わせただけでは、いかにも足した感が出てしまうので、
若干ギャザーを寄せて接ぎ合わせれば、デザイン的に見えるので大丈夫。
これは、お客様にもたいへん喜んでいただけました。
そして、こちらはお直し教室の生徒さんの完成品です。
お直し前は、身幅・着丈とも若干足りなくて、着られないということでしたが、
着丈については、前述のワンピースと同様に裾にギャザーを寄せての足し布、
そして身幅については、
このように両サイドにやはり足し布をしてみました。
ちなみに、こちらの足し布は、アトリエにあった生地が偶然にもピッタリだったので使用しました。
「着た感じがちょっとキツイ」くらいであれば、これだけでもずいぶん違うはずです。
また、こちらはパンツの幅出しですが、
こちらもウェストから裾まで、両サイドに足し布しています。
使用した布は、共のサスペンダーがあったので、それを解いて利用しました。
だから、共布のベルトとか付属品は、できるだけ捨てないでおいたほうがいいですよ!
何かの時に役に立ちますから。
それから、こちらはちょっと特殊な例ですが。
ベルベットの和装コート、裄が短くて腕がズバッと出てしまう…とのことで、
でも、どこからも出せないし、身頃と袖の間で足したら大工事になってしまう…
だったら、これはいかが?
思い切って、袖口に黒のリブニットを合わせてみました。
寒い時期にしか着ないものですし、これもありかと思います。
お客様からもたいへんご好評いただき、予想以上に大成功でした。
ちょっとチャレンジではありますが、こんなお直し&リメイクも「あり」ですね。
横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン
前開きにリフォーム
足し布でサイズアップ2
TシャツのVネック加工のご依頼
足し布でサイズアップ
Gジャンからリメイク トートバッグに
丸首TシャツをVネックに 今週末は横浜ジャズプロムナード2023
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Posted by ボタン at 19:25│Comments(0)
│リメイク
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