2017年03月27日

ポンチョの裏地取付け

いよいよ桜が開花、と思えばまた冬のような寒さ…

それでなくても最近体調があまり良くないので、ちょっと辛い感じの日々なのです。

外に出る日は、何を着て行こうか…考え込んでしまって電車に乗り遅れたりとか。

でも、アトリエに来てくださるお客様や教室の生徒さんには、いつも笑顔を心掛けております。

皆様とお話している間に、だんだん体調も良くなるみたいですし。

またまたブログの更新が滞り気味で、本当にすみません。

4月の予定ですが、2日(日)は臨時休業いたしますので、ご了承ください。

その他は、だいたい通常通り営業の予定です。


冬のアウターは、裏地が付いていないと、いろいろ困ることがあります。

今回のお直しというかご依頼は、こちらのポンチョ。

ポンチョの裏地取付け

衿元にファーの付いた素敵なデザインですが、実は裏地が付いていません。

ポンチョの裏地取付け

裏地の役目はいろいろありますが、表地の汚れを防ぐ、着脱時のすべりをよくする、

また冬物は特に防寒の目的もあります。

このようなアウターだと、やはり裏地が付いていないと、少し心もとない感じもしますが、

お客様の一番のお困りは、「お洋服との摩擦によって、毛玉になってしまう」ということでした。

アンゴラ混の素材ですと、インナーに抜けた毛が付いてしまうのも困りますよね。

そこで、表の形に合わせて、裏地を取り付けました。

ポンチョの裏地取付け

今回は、身頃と袖が繋がっているようなポンチョのデザインなので、

コートやジャケットの裏地付けほどは手間がかかりませんでした。

ポンチョの裏地取付け

場所によっては、いったんミシン縫いをほどいて、裏地を入れ込んでまた縫い直したり、

ポンチョの裏地取付け

裾の始末は、フラシにすると横から覗いてしまいそうなので、今回はまつり付けにしました。

ポンチョの裏地取付け

これで快適に着ていただければ幸いです。


このほか、コートなど裏地が破れてしまったり、傷んでしまうことがよくありますが、

裏地全体の取替や部分的な取替、また修理などもちょいちょいお承りしております。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン





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Posted by ボタン at 19:10│Comments(0)お直し
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