2017年01月05日

スラックスの破れ修理 当て布で

比較的暖かなお正月でしたが、やはり寒の入りとなると一気に寒くなってきました。

アトリエは、6日(金)定休日、7日(土)通常営業、8日(日)臨時休業、9日(月)通常営業、

変則なペースとなりますので、ご注意ください。


学生服のスラックスは、とにかくよく破れやすり切れや傷んだ状態で持ち込まれます。

今回は、このような破れで、完全に穴が開いてしまっています。

スラックスの破れ修理 当て布で

穴になってしまっていたら、できるだけ共布を当てた方が目立たないのですが、

今回はなかったため、アトリエに備蓄していたハギレからちょうどいい布を選びました。

スラックスの破れ修理 当て布で

いざという時役に立つので、ストックはたくさん置いています。

※どうしても見合ったハギレもない場合は、服の縫い代など陰の部分から取ることもできますが、

 後処理等が必要になることも多く、その分料金が追加になります。


そして、今回はヒザの部分でしたので、いったん内側の縫い目を開いて、

スラックスの破れ修理 当て布で

ミシンが入る状態を作ってから作業して、また元通りに縫い直します。

裏側から先程のハギレを使って当て布し、表側から細かくミシンステッチでキズを刺し埋めます。

スラックスの破れ修理 当て布で

表から見ると、こんな感じにできました。

スラックスの破れ修理 当て布で

服の素材や色によっても違いますが、今回は比較的目立ちにくく、

スラックスの破れ修理 当て布で

かなりきれいに出来た方だと思います。

学生服の場合は、着用期限も決まっていますし、「多少目立っても丈夫にしてほしい」

というご希望が多いので、このような方法で修理することがほとんどです。

また、キズの状態や場所によっては、違った方法が適している場合もあります。

いろいろできますので、詳細については、ご相談ください。


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Posted by ボタン at 18:50│Comments(0)お直し
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