2022年09月12日

Tシャツの着丈を切らずに短く 簡単お直し

9月も10日を過ぎましたが、まだまだ日中は夏の暑さ。

台風が沖縄方面にずっと停滞していて、こちらも気になるところです。

これだけ暑いと、日々着る服もまだ夏物でいいのかな。

この夏、ちょっとやってみたら意外とこれはいいかも、な簡単お直しのご紹介です。


今年の夏は本当に暑かったので、毎日のようにTシャツなどのカットソーでした。

特に今夏はフレンチスリーブがお気に入り。

Tシャツの着丈を切らずに短く 簡単お直し

まこんなちょっとゆったり目のが、昨年あたりから流行っていると思います。

ただ私のような身長150㎝の低身長にとっては、Tシャツの着丈が非常に気になります。

今夏は、おへそが見えてしまうくらいのショート丈が(特に若い方々)流行っています。

自分もここまでショートでなくとも、短めの着丈の方が、全体のバランスがとれます。

ならば、裾をカットしてショート丈にしてしまおうか、というところではありますが。

一方では、これもここ数年の変化ですが、ボトムスのウェストラインが上がってきていて、

Tシャツなどトップスの裾をインする着方も流行っています。

もちろん、パンツやスカートにインするのも、低身長にはバランス良くみえます。

なので、裾を短くカットするか、インできるように長くしておくか、はとても悩ましい。


ということで、私はこんな方法にしてみました。

Tシャツの着丈を切らずに短く 簡単お直し

この写真だとちょっとわかりにくいのですが、裾にゴムを通してみました。

これなら、ゴムのおかげで裾がウェスト辺りで自然にブラウジングしてくれます。

それによって、ショート丈に見えるのです。

Tシャツの着丈を切らずに短く 簡単お直し

しかもこのゴムのおかげで、ブラウジングが乱れないので楽チンです。

でも、着丈は全くカットしていないので、伸ばせばインすることもできます。

Tシャツの着丈を切らずに短く 簡単お直し

この2枚、全く同じTシャツです。2wayになります。

その日の気分や合わせるボトムスで、着丈をスイッチすることができます。


ゴムの入れ方は、とても簡単です。ミシンも使いません。

細いゴムと針と糸とゴム通し(ヘアピンでも)があれば誰にでもすぐできます。

Tシャツやカットソーの裾って、大体裾から2㎝くらいのところにミシンステッチがかかっています。

このステッチと裾の空間に、ゴムを通します。

左右どちらか一方の脇縫い目、裏側のステッチの下を少しだけ解きます。

※中の方にロックがかかっているので、それも気をつけて糸を切って解きます。

Tシャツの着丈を切らずに短く 簡単お直し

ここからゴムを通して、ぐるりと一周させて、あとは解いた縫い目をまつれば良いだけです。


ゴムはできるだけゆるめのソフトタイプか、細めのものがいいと思います。

長くして着た時に、あまりきついとヒップのあたりにつかえてしまうので。

まあ、いろいろやってみるといいと思います。手間かけずに簡単に。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン



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Posted by ボタン at 19:07│Comments(0)お直し
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