2011年09月20日

ワンピースからスカートにリメイク♪

ご新規の顧客様よりご依頼のリメイクです。

お世話になっているお友達のアクセサリー作家、コザクラさんのお母様です。

私のお得意様は、ほとんどがこのような口コミのお客様です。

シーズン毎にお直しのご依頼をいただくお客様も多く、本当にありがたいことです!

今回は、こんなリメイクもやらせていただきました。



ウェスト切替のワンピースは、上身頃と同素材のジャケットとのアンサンブルでした。

落ち着いた色合いのシックなデザインです。

でも「このままだとあまり着る機会もないので」ということで、

ウェストで切り離してタックで調整し、スカート単品にリメイクしました。



秋らしいエレガントなスカートに仕上りました。

合わせるトップスもいろいろ楽しめそうですね。

これでまた着こなしの幅も広がりそうな感じがします。

私もこんな女性らしいファッションを楽しみたいわぁと思いつつ、

ほぼ1年中ジーパンです…トホホ…

この他に何点かお直しもさせていただきましたが、

お気に召していただけたようで、喜んでくださいました。うれしいです!

ありがとうございました。


横浜大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン



  


Posted by ボタン at 23:43Comments(2)リメイク

2011年09月17日

おおい布

日中は相変わらず真夏のような暑さに、グッタリしておりますが…

夜になると、虫の音がだいぶたくさん聞こえるようになりました。

確実に秋に近づいているんだな~と感じます。少しホッとします。

いつもお世話になっている美容師の先生から、何点かご依頼いただきました。

そのうちの1点です。



無地とプリント柄の切替にっている洒落たワンピースは、お仕事着だそうです。

前の胸のあたりに、黒い透け感のある生地で「おおい布」を付けて欲しいとのご注文。

生地はとりあえずアトリエにあった、薄手のジョーゼットにするとして。

問題は、このワンピースの素材です。



切替線に、ミシンでたたき付けようかと思ったのですが、おっと。

縫製後にプリーツ加工されている素材なので、ミシンをかけると伸びてしまいます。

ニットのように伸び縮みするので、それに合わせた方法でないと…

結局、細かく手まつりで、糸の引き加減をびみょう~に調節しながら、

伸びることを考えて、ふわ~っと、でも緩くなりすぎないように加減します。

ほとんどカンですね、こうなると。



何とかカンとか、ご希望に近いかたちになったと思います。

先ほどお渡ししましたが、お望み通りの仕上りとのことでとても喜んでいただけました。

よかった。ホッ。。

毎回のことですが、お客様にお渡しする時は緊張します、今でも。

それだけに喜んでいただけると、本当にうれしいものです。その前にホッとします。


横浜大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン




  


Posted by ボタン at 22:42Comments(0)お直し

2011年09月10日

復活!どこでもポケット

「歴史は繰り返す」でもないけど、数年前によく作っていたどこでもポケット

なかなかよく売れていたのですが、いつの間にか作らなくなっていました…

先日のガレージセールに残りの在庫を持って行ったところ、思いがけないご好評で。

「お、これはまたいけるかな?」ということで、復活しました。



以前よりも素材や色柄を豊富に、作りもしっかりさせてバージョンアップしました。

ところで、なぜ「どこでもポケット」かというと、



このように裏側に安全ピンが付いています。

ポケットのないお洋服やニットや布のバッグなど、どこにでも付けられるので。

今回は全部フタ付きなので、ポーチとしても使えます。



ストライプとか、水玉のコンビとか。



シックなモノトーンチェックとか、なんかAKBっぽいタータンチェックとか。



ちょっとセクシーな黒のレースとか。



これは、以前にも作ったことがある私のイチオシです。

全体は、綿麻のナチュラルテイストですが、ボタンホールをよ~く見てください。



おさかなのボタンホールです。もちろん手かがりです。

上記の作品は全て、妙蓮寺の路地裏のTOMY工房さんに納品しました。

お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。


横浜大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン
  


Posted by ボタン at 22:20Comments(0)いろいろ製作

2011年09月05日

ゴム通し

なぜか近頃、ゴムの取替えのお直しご依頼が多いです。不思議です。

ウェストに入っているような3cmくらいの幅もあれば、5mmくらいの細いのもあります。

ゴム通しといえば、このようなものをよく見かけますね。



幅広のゴムならこんなゴム通しで大丈夫ですが、

細い空間に細いゴムを通す場合は、ゴム通し自体が通らないので使えません。

そんな時は、こっちを使います。



これは、ゴム通しというより、「ループ返し」として、お店に並んでいるものです。

主な使い方は、



このように、布ループを作る時に、ひっくり返すものです。

これは使ってみると、予想以上に使いやすい便利なグッズです。

よく、頭の固い昔気質の職人さん?達は、「そんなモン使わなくてもできるんだよ。」

とか、「そんな邪道なもの」とかおっしゃいますが。

私は、手際よくきれいにできるのなら、どんどん使うべきだと思います。

もちろん予算の許す範囲内のことですけどね。

ちなみに、私だって糸と針だけでループを返すこともできますよ。当然でしょ。

で、ゴム通しとして使う時は、



まず、通すところにこの長い柄をググッと通して、



先端のカギにゴムの端を引っ掛けて、エイッと引っ張るだけです。簡単だ。

カギは、もう片方のツメのようなもので、閉じてくれますので、スムーズです。

それとよく、ゴムを通し終わってから、先端が中に入ってしまってチェっ!てことありません?

そんな時これを使えば、少しの間なら引っ張り出すこともできます。

手早くきれいに仕上げるのは、自分のためだけじゃなくて、お客様のためですから。


横浜大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン



  


Posted by ボタン at 23:28Comments(2)お直し