2020年05月31日

これまでの事、これからの事

既にご承知の通り、緊急事態宣言もやっと解除されました。

全てが元通りとはいきませんが、社会がだんだんと動き出しています。


チカラ・ボタンの教室も6月1日より再開いたします。

ただし当面は、1回の授業に生徒さんお一人の体制で行います。

曜日・時間などは以前と変わりはありません。

※火・金曜日以外、午前(10:30~12:30) 午後(14:00~16:00)

当然ご予約もお一人入れば満席になります。

土日曜日とか、ご希望の集中する日時は、ご予約が取りにくい場合もあると思います。

ご希望の日時が決まりましたら、どうぞお早めにご予約ください。

換気には注意しますが、マスクのご着用をお願いいたします。

ご体調が優れない場合は、直前キャンセルでも構いませんのでご無理のないようお願いします。

先が見えない状況なので、まだまだ手探りでの対応となります。

諸々ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。


そして、お直しのお承りですが、こちらはまだ当面休止とさせていただきます。

実はお直しに関しましては、コロナ影響の前、昨年末頃からずっと休止しています。

その理由について今まではっきりとご説明せずにおりましたが、

前々より家族の介護をしておりまして、仕事に充分な時間が取れなくなったためでした。

そして先日、その家族が亡くなりました。

それによって、介護にかける時間は無くなったのですが、

一方で「やらなくてはならないこと」が多数発生しました。

現在はそのために時間がかかり、打ち合わせ等での外出もふえました。

そのためお直しのお承りができる体制は、今はまだ万全ではありません。

誠に申し訳ないのですが、今しばらく休止させていただきます。

再開できるようになりましたら、またお知らせいたします。



引き続きご迷惑をおかけしまして、本当に申し訳ございません。

よろしくお願いいたします。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン
  


Posted by ボタン at 19:17Comments(0)その他

2020年05月20日

ナイロン風呂敷からエコバッグ作り

前々から気にしていましたが、今年7月からレジ袋が有料化になります。

お店によっては既に有料になっている場合もありますが。

お買い物にエコバッグを持参することも、もう習慣になっていると思います。

ただ個人的に気になっていたというか、どうかしなくちゃと思っていたのが、

スーパー等でお買い物する時用の大きめエコバッグはいくつかあっても、

コンビニやドラッグストア等でお買い物する時用の中間サイズのエコバッグがない。

そこで今のうちに作っておこうと思いました。


まず素材ですが、大きめバッグと一緒に持ち歩くのであれば、かさばらない・軽いもの。

形はできるだけ単純なカタチで。

だって、エコバッグごときにお金も手間もかけたくないし。

で、思いついたのは、たぶん1970年代くらい頃までよく使われていた(最近はとんと見かけない)

結婚式や披露宴の引き出物を包んでいた、ナイロンのあのペラペラの風呂敷。


これですよこれ。50代60代以上の方はたぶんご存知だと思います。
カタログギフトが全盛の昨今では、登場の場がなくなりました。

荷物を持ち帰ったら、それ以降はまず皆さん使ってないと思われますが、

お年寄りのいるお家では、大事にストックされていると思います。

私も実家の引き出しからたくさん発見しました。

薄っぺらな割には、あの重い荷物を包んでいたのだから丈夫なはず。

エコバッグには最適な素材です。

デザインは、リアルなレジ袋を解体して、形・サイズともほぼその通りに作りました。


こうなりました。あえて特徴のあるぼかし柄を生かして。
レトロ感というか、ダサ可愛いというか。



A面とB面。B面は濃い紫。


マチがしっかり入っているので、そこそこのモノが入ります。


生地が薄いので、畳むとハンカチくらいコンパクトでかさばりません。

やっと考えていたものが出来上がりました。


ちなみに普通の綿など布帛の生地でももちろん作れます。



今回ロックミシンは使っていないので、家庭用の直線ミシンで充分縫えます。

ミシンがなければ、手縫いでもいけると思います。


あとおまけ。これも実家にあった在庫アイテムから作ったのですが。


ちょっと渋めのチェックでなんかおしゃれな感じですけど。何だと思います?


お通夜などのご会葬御礼にいただいてきたハンカチ2枚で作りました。
適度に丈夫で比較的薄手の生地ですので、向いていると思います。


不用品もアイデア次第で、まだまだ使い道があると思います。

まあ、楽しく活かしていければそれが一番いいことですよね。


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Posted by ボタン at 19:25Comments(0)リメイクいろいろ製作

2020年05月12日

靴下から椅子の脚カバー作り

連休が終わったら、もう夏のような暑さになりました。

これからは熱中症にも気をつけないといけませんね。

私も個人的にマスクを作っています。(販売はしません!)

マスクで更に暑さが増して、何だか息苦しいように思います。

ちょっと夏向きのマスクも考えて作るとしましょう。


前回のブログでTシャツから椅子の座面カバーを作りました。


この椅子の脚の部分よく見ていただくと、カバーがかかっています。
よーく見ないと、どんなのかがわかりませんので、寄ってみましょう。


偶然にも、座面カバーと同じベージュにこげ茶のボーダー柄。
上と下でコーディネート、なんちゃって。

ウチのアトリエは、和室なので足下は畳だから、これが必需品なのです。

これ実は、以前にご紹介したことあるのですが、


こんな感じで、よく100円ショップとかでも売ってるんですけどね。
そう言っちゃうと、身も蓋もないんだけど…まあ解釈はお任せします。

で、何からこうなったかと言いますと、


正解は靴下です。いわゆるクルーソックスってやつ。
こちらの足首の部分を切り取って、半分の幅にして、袋状に縫っただけです。

買ってみたけど何だか違うな…みたいな靴下でやってみてください。

あ、捨てなくて良かったかも、なんて思っていただければ。

簡単にできる靴下のリメイクでした。


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Posted by ボタン at 18:54Comments(0)リメイクいろいろ製作

2020年05月06日

Tシャツから座面カバー作り

「ステイホーム週間」もあっという間に最終日です。

このお休みの間に、お家のクローゼットや洋服箪笥の片付けをなさった方も多いと思います。

お家の中は、やっと片付いてスッキリとなったかと思いますが、

そのためかどうやら大量のごみが出ているとか。古着回収も満杯に近い状態らしく。

そんな状況の中で、どれだけのお役に立つかはわかりませんが、

今回はちょっとこんなことをやってみました。


ついつい気軽に何枚か買ってしまったけど、結局ほとんど着ていない…

着なくなったTシャツで、椅子の座面カバーにしてみてはどうでしょうか。


Tシャツはこちら。あまり薄すぎると破れてしまうので、やや厚手のほうがベターです。
子供用だとサイズが小さくて足りないので、大人用のモノを使います。


椅子はこちらです。形状によってはカバーが難しいのもあります。
まあでも、そんな時は何とかうまく工夫するのも楽しいものですが。


まず大きめの紙(カレンダーの裏とか)を用意して、型紙を作ります。
椅子の座面を裏返しにして、型を取ります。


こんな感じに。きっちり正確じゃなくて、ちょっと歪んだりしてアバウト・大体で充分です。


型が取れたら、座面の厚みを測ります。これだと3~3.5㎝くらいかな。
それに更に裏側に折り返し分と縫う時の折り込み分を2.5㎝くらいプラスした寸法を
先程取った型のまわりに平行に描き足します。


ちょっとわかりにくいのですが、外側の赤い線が描き足した線、つまり裁断線になります。


たぶん左右対称の製品がほとんどだと思うので、紙を半分に折ってカットすれば形が整います。
もちろんここは、紙切りばさみで切ってください。


これで型紙の出来上がりです。


これをTシャツに当てて、チャコで線を引いて、裁ちばさみで裁断します。
型紙を待ち針で止めて直接裁断しても構いませんが、型紙を切らないよう注意しましょう。


裁断ができました。周りのほつれ止めしたい方はロックミシンなどでどうぞ。
私は特に取外して洗濯しない予定なので、そのまま何もしませんでした。
意外とニット生地って、そのままでもほつれにくいものです。


ちょっとだけ縫い物します。できるだけ太めの糸を2本取りにして使います。
布を半分に折って、周りの寸法に余分を10㎝くらい足して、2本取りだから
その2倍の長さの糸を用意して、太目で比較的長い針に通します。


布端を裏側に1㎝くらい折り返して、大体2㎝くらいの大きい針目でザクザクと縫います。
今回はわかりやすいように白い糸を使いましたが、布に合った色で縫ってください。


これで周囲半分ずつ縫い終わった状態です。


そしたら、座面にかぶせて糸の端をぎゅっと引っ張ります。
引っ張る時は、両方とも少しずつやった方が、失敗しにくいと思います。


最後に糸を結んで止めます。糸端は外から見えないようにうまく隠してしまいましょう。


これで完成しました。思ったよりきれいにできました。
ニット生地はしなやかで伸縮するので、うまくフィットしてくれます。


ちなみに角形の椅子もやってみました。まあまあきれいにできました。


着てないTシャツなら、きっと誰でも数枚はお持ちのはず。

どうせそのまま持っていてもたぶん再び着ることも無いし…だったら処分する前に。

ガンタッカーとか特別な道具を使わなくても、工夫次第で意外とできちゃうもんです。

お家でやるなら、きっちり正確にやらなくても、だ~いたい・アバウトでも大丈夫です。

気軽にお手軽にちょこっとが、リメイクを楽しむコツかもしれませんね。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン  


Posted by ボタン at 20:07Comments(0)リメイクいろいろ製作