ちくちく針仕事　スペアボタン

あたふたしていたら、早くも1月が終わり、2月となりました。

1月終了と共に、抱え込んでいた仕事がやっと何とか終わりました。

これで少しは、ゆとりを持って仕事ができそうです。

ご近所のお客様の急ぎのお直しなど、これで心置きなくできそうです。

それにしても、まだまだ寒いですね。


コートのお直しネタが続いていましたが、今回はトレンチコートです。

まだ真冬の今着るのはちょっと無理かもしれませんが、春に備えてお直ししておきましょう。



こちらのトレンチコート、もちろんおなじみのバーバリーコートです。

定番のよく見かけるコートなのですが、何だかちょっと…




まあ目につくのは、この肩のあたりの張りですね。角張っています。

厚めの肩パットが入っていたらしく、取り去った跡が不自然に盛り上がってしまいます。

生地自体にパリっと張りがあるので、強調されてしまっているようでした。

今回はラグラン袖ですので、袖は取り外さずに、肩線(肩～袖口までの縫い目)をつめます。

ご試着いただき、だいたいのカットする位置と寸法をピンで留めて様子を見ます。

決まったら、その通りに縫い込みますが、極端に寸法を取り過ぎないように、

また元の縫い目に自然に入っていくラインで縫うのがポイントです。




これで自然な肩のラインになりました。

ちょっとの寸法しかカットしていないのですが、表情がずいぶんと変わります。


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