2020年10月24日

最近の教室 特徴的な服のお直し

気がつけば10月もそろそろ終わりに近づいています。

急に寒くなってきました。

風邪にもインフルエンザにもコロナにも気をつけなければいけませんね。


お直し教室の方は、引き続き生徒さんお一人ずつの受講でお願いしています。

そのせいもあってか、いつも教室をやっている感じで、何かと立て込んでいます。

今回ご紹介するのは、こちらの特徴的なデザインのスカートのお直しです。

最近の教室 特徴的な服のお直し

リメイクっぽい、たぶん一点物の服と思われます。

なかなかカッコいいスカート、私もこういうの好きです。

最近の教室 特徴的な服のお直し

生徒さんはお友達からこのスカートのウェストつめを頼まれたそうです。

しかもウェスト全体で5㎝つめがご希望とのこと。(かなり細身の方のようです)

しかし、このようなデザイン性の高い服は、サイズの調整が難しいことが多いのです。

最近の教室 特徴的な服のお直し

ウェスト付近にダーツとかタックとか調整できる部分がまずありません。

しかもやたらと手を掛けると、せっかくのデザインが台無しになってしまうことも。

なので、今回はこんな方法でウェストつめてみました。

最近の教室 特徴的な服のお直し

左脇はファスナーが付いているので、いったん取り外して、ラインを引き直して付け直し。

コンシールファスナーの取り付けは、生徒さん初めてでしたが、無事にできました。

これね、ちょっとしたコツがあるのですよ。(詳しくは教室でお教えしますが)

最近の教室 特徴的な服のお直し

そして左脇をどうするかが問題でした。

脇縫い目も何も無くて、縫い目を作ってつめるか、ダーツを作ってつめるか…

あれこれ考えましたが、前後にタックを取ってつめることにしました。

これが一番、デザイン的に影響が無さそうでしたので。

最近の教室 特徴的な服のお直し

&ベルト通しの付け方も勉強しました。見た目より意外と難しい。


仕上がったスカートをお友達にお渡ししたところ、とても喜ばれたそうです。

良かったですね。お直しのやりがいもあるというものです。

お洋服によっては、どうお直しすれば良いか、頭を抱えてしまうこともありますが、

何とか方法を考え出します。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン



同じカテゴリー(お直し)の記事画像
プルオン型のパンツにファスナー取付
テーパードパンツの丈つめ 注意点
コートの肩線つめ、身幅つめ
コートの前合わせ
ウェストベルト幅カット
前開きにリフォーム
同じカテゴリー(お直し)の記事
 プルオン型のパンツにファスナー取付 (2024-04-29 19:52)
 テーパードパンツの丈つめ 注意点 (2024-03-19 19:32)
 コートの肩線つめ、身幅つめ (2024-02-15 18:56)
 コートの前合わせ (2024-02-01 18:55)
 ウェストベルト幅カット (2024-01-24 19:27)
 前開きにリフォーム (2024-01-12 18:36)

Posted by ボタン at 18:57│Comments(0)お直し教室
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。