2023年07月30日

裏地の破れ修理 スラックスヒザ裏

7月も残り僅かとなってしまいましたが、まあ暑い毎日が続いています。

ずっと横浜に住んでいますが、かつてこんなに暑い夏があったでしょうか。

8月になってもいばらく暑さが続くようですので、熱中症にはくれぐれも気をつけて。


通常ですと、真夏はこの仕事閑散期のはずなのですが、

今年はこの暑さの中、なぜかお直しのご依頼が集中しておりまして。

それはそれでとても有難いことなのですが、

お客様には、仕上がりまでにかなりお時間をいただき、申し訳ありません。

順番に取り組んでおりますので、今しばらくお待ちくださいませ。


そんなこんなで、今月はブログの更新がほとんどできず。

月末になりましたが、サクッと投稿します。


メンズのスラックス、この修理はちょっと珍しいかも。

裏地の破れ修理 スラックスヒザ裏

画像もわかりにくいのですが、裏側のファスナー横あたりになります。

ヒザ裏の上の方、裏地が引っ張られたのか、一部破れて裂けてしまっています。

ウェストベルトにもかかってくる位置なので、

裏地全体の取り替えは非常に手間も費用もかかるし、現実的ではありません。

こんな場合は、部分的に裏地を取り替えます。

裏地の破れ修理 スラックスヒザ裏

引っ張られにくいように、少しだけ余裕を持たせて裏地を入れ込みました。

とても入り組んだ部分なので、一部は解いて縫い直し、一部は手縫いの始末で。

裏側ですし、破れていることさえ気がつきにくい部分でもあります。

でも長く大事に着続けるには、早めに修理することが大事だと思います。


前回のブログでもご紹介しましたが、4年ぶりに夏の1DAY講座を行います。

お手持ちのTシャツからリメイク さわやかルームシューズを作ろう

ミシンを使わず、手ぬいでチクチクと作ります。

どうぞお早めにお申し込みください。

皆様にお会いできるのを楽しみにしております。


横浜・大口の洋服お直しアトリエ&教室 チカラ・ボタン



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Posted by ボタン at 09:51│Comments(0)お直し
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