2023年03月11日

ワンピースの着丈つめ タックを作って

ここのところとても暖かな毎日が続いています。

来週にはもう桜が開花してしまうようですが、本当に今年は暖かなんですね。

そして今、盛り上がってますね~WBC、侍ジャパン。開幕から2連勝と、好調なスタートですが。

いつも夜9時頃まで仕事をしているのですが、気になるのでラジオでナイター中継を聞きながら。

そしてテレビでやってると、どうしても最後まで観てしまいます。

頑張ってほしいですね。ほんと、世の中を明るく元気にしてほしいなぁ。


今回は、ワンピースの着丈つめをご紹介します。

定番的な方法でなく、ちょっと変わった方法です。

6センチの着丈つめをご依頼いただいたのが、こちらのワンピースです。

ワンピースの着丈つめ タックを作って

ベージュ系の優しい花柄、裾付近にはボーダー調の柄になっています。

基本的な方法ですと、裾からカットするので、それではせっかくの柄がカットされてしまいます。

でも今回は柄をカットすることなく、6㎝着丈をつめてこうなりました。

ワンピースの着丈つめ タックを作って
ワンピースの着丈つめ タックを作って

これはどうしてこうできたかというと、実はお客様よりご希望がありまして。

ワンピースの着丈つめ タックを作って
ワンピースの着丈つめ タックを作って

ボーダー柄の一番上のラインの上で、3㎝×2のタックを作ってつめたのです。

これならかなり近くに寄らないと、遠目でしたらタックになっているのかがわかりません。

また、近くから見てタックだとわかっても、デザインのように見えるので違和感がありません。

これは、なかなかいい方法だと思います。

裾に特徴がある服を着丈つめする場合、多くはウェスト切替線でカットします。

しかしそれですと、ウェストを解いてファスナーも部分的に付け直して…とまずまず手間がかかります。

今回の方法なら、そこまでの手間も時間もかかりません。

あ、脇にシームポケットがあったので、それだけ少々上に移動しました。

ワンピースの着丈つめ タックを作って

もしポケット不用の場合は、閉じてしまうのでその手間も省けます。

長くお直しの仕事をしていますが、まだまだやってみたこともない方法があり勉強になります。


そして今日は、東日本大震災から12年。

いつまでも忘れずに心に留めておき、この教訓を生かしていかなければいけません。

また、変わりなく好きな仕事を思い切り続けていけることに感謝を忘れずに、と思っています。


横浜・大口の洋服お直し アトリエ&教室チカラ・ボタン



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Posted by ボタン at 18:35│Comments(0)リメイクお直し
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